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平成26年3月

3月15日まで真冬の様な気温が続いたのが、
どうだろう!20日には、初夏の陽気。
三寒四温と言うのが3月の気候の特徴だったが、
今年は、春が無いのかな?

10日ほど春野菜の出荷が遅れると聞いていましたが、
これで間にあってくれる事を祈るばかりです。

人間がこの100年で壊した自然がここに来て大きな影響なのかもしれない。
未来の子供達に住みやすい環境を残しておきたいと思います。
でも、自分自身化石燃料の無い生活など考えもつかない。
この矛盾からどうするかが人類の大問題なのでしょう。

一人の社員が突然に退社をしました。
各方面から色々なトラブルが考えられますが、
どうぞこまめにそして真摯に対応して下さい。

 2014年名古屋シティーマラソンに参加してきました。
今年は、納得の53分47秒という記録でした。
岩井夫妻も走ったとの事、来年はもっと多くの皆さんと一緒に走りたいものです。

喘息持ちであった私が、楽しく走ると言う事は
3年前では夢物語でありました。
少し体を動かすとゼイゼイとしていた為
走る事などもう無いと思っていたのです。

しかし、人間の体は不思議なものです。
鍛えるとちゃんと走る事ぐらいできるようになるみたいです。
そして、今年は大変に楽しく走れました。
周りのボランティア・警察そして警備の方、
沿道で応援してくれた方々、今回しっかりと確認しながら走る事ができました。
本当に沢山の方々に支えられて走れた事に感謝を致します。

昨年は、無計画な走りでした。
実際に前日、12時ごろまで酒を呑んでの参加だったので
体調管理からして、なっていない状態でした。
また、10k自体を走った事も無く、ペース配分が判らず、
前半で体力をロスして、4k走った時点でゼイゼイと息が
上がっておりました。

そんな1年目を反省して、2回目のこの一年は、
自分なりに計画を立てて練習しました。
筋力と心肺能力をあげる為に
週1回程度のインターバルトレーニングを取り入れ、
ジム通うだけでなく何をするかを自分自身で考えながら
トレーニングをしました。

また、当日は自分なりに戦略を立てて走る事ができました。
5kmまでは、時速10kmを切る事は無くだけれども、
息が上がらないように抜かされても我慢、
抜かす時は体力が温存できるようにコース取りに
配慮をしながら走りました。

昨年、5kmを過ぎた給水所ではもう体力の限界でしたが、
今年は、しっかりと給水した後ペースアップができました。
時速13km以上で走る区間もあり、
新端橋を左折し自分自身でも調子がいいなと。
弥富通3丁目の交差点を左折、
昨年とっても厳しい上り坂に感じたコースが
何と思い描いていたよりラクラクに登り後は
下り瑞穂競技場のゴールまで。

最後のラストスパートがもう少しペースアップできたら
申し分が無いと反省点を見つけゴール!
走りながら、昨年より自らに成長が感じられる所が沢山あり
楽しく、収穫の多いランでした。

会社の中でこんな風に、皆が成長感を感じ、
達成感を感じられる様な仕事ができたら
皆とっても楽しくなるのだろうと走りながら考えておりました。

仕事の上での問題は絶対になくなりません。
その問題から逃げるのではなく問題を受け止め
真摯に解決してゆく姿勢が必ずや当社の一人一人の成長となり
達成感を感じるようになるのだと思っています。

10Km50分を切るって走る
岡山が生きていたら今回の私の走りを褒めてくれたかな?
もうあれから1年、世の中のそして当社の皆さんの交通安全を心より祈ります。

平成26年2月

時候のあいさつで、「立春とは名ばかりで」
とありますが、本当に寒い。
また、東海から関東にかけ
いつも降る事のない沢山の雪が降り、
高速道路をはじめ物流に
大きな影響を与えました。

いつもどれだけの人々に支えられて
商売をしているのかが良く判りました。

感謝!

また、この大雪での被害に遭われた方々に
心よりお見舞いを申し上げます。

坂井君が退社をしました。
残念ですが彼の人生が豊かな物に
なる事を祈るばかりです。

その代わりではありませんが
1月より森口さんという頼もしい方が
戦力になりましたので
来年度に向けまた、
新たなお客さんとの出会いが楽しみです。

新年度に向けて色々思いを巡らせています。
建築業そして製造業の大手企業は
とても好調な業績ですが、
食品関係にとってはこの円安はとても
厳しい環境です。

原材料が数パーセント上がっているのは
確かなのですが、単価を上げる事が難しいのも現状の様です。

当社のお客さんが数件倒産廃業
そして2月末で仲間が廃業し
66件あった本場の仲卸が26件になってしまいました。
この様に、環境が大きく変わっている事を感じます。

長期に見た環境の変化は人口の減少と共に
労働人口(15歳から64歳)の減少は、
経済の縮小均衡を招く事になるのでしょう。
我々の商売にも相当の環境の変化があると考えています。

人口が2060年に8千万人台になり、
その時の高齢化率が40%弱と総務省が
24年度に発表しています。

まだ先の話・・・と放っておけません。

2030年には一億二千万人の人口が一億一千万人
そして、高齢化率は24%から31%という予想。
ざっくりとこの16年で人口が1割減り、
高齢化が進むと言う事です。

16年先という事をまだまだ先の話と放っておく事ができるでしょうか?

我々は、イオンや製造業の様に海外にて
商売を展開するというくらい、
ダイナミックな思考の変化をしなければならないのかもしれません。

長期計画の根底にこの環境問題があります。

来期を考える上で大きな課題は、消費税が8%になると言うことでしょう。
高額商品は相当の駆け込み需要があると考えます。
その分4月からどれくらいの景気にブレーキがかかるかは判りませんが
それ相当の落ち込みがあると考える事が自然です。

家計の上で真っ先に削られるのが食費であると思われます。
その為小売店の価格競争は相当激化し、
消耗戦になる事を予測します。

これに応えるべく我々は、仕入れの見直し、
流通の見直し、更なる効率化をしていかなくては、
勝ち抜く企業にはなれないと思います。

1月いろは研修で来期売上をあげる方向性が
とても見えづらいという意見が多かったのは確かです。
しかし、同業達者にも同じことが言え、
我々が日頃から意見を出し合い計画を行動にし続ける事で
しか勝ち得ないと考えます。

2月3月のいろは研修では、
皆で知恵を出し合い未来の石橋青果を作り上げていきましょう。

我々が生きるだけの経済のパイは、必ず残っていますから・・・・。

最後になりますが、今まで賞与で支給をしてきた分を少しですが
給与に回そうと思っています。
また、消費税がアップする3%分ぐらいは少なくとも
年収があげられる様にも思案中です。
これは固定経費が上がってゆくと言う事であり、
その分毎月しっかりと利益をあげてゆかねばなりません。
利益をあげると言う事は、粗利を増やすか、
経費を下げるかのどちらかでしかありません。
各部門でしっかりと計画を練り実践して下さい。

平成26年1月

冷たい!
朝の空気が寒いと言うより冷たいと感じます。

この寒さの影響なのか?
夏の猛暑の影響なのか?
キャベツ相場が相当に高く集荷にとても苦労をしています。

景気が上向きと報道されています。
また、消費税増税前の駆け込み需要が相当あると聞きます。
しかし、食品の業界では好調の実感が全くありません。

4月から大丈夫かな?

 先日、名古屋東労働基準監督署の講演会へ参加してきました。
基本的には労働する側に残業代を支払いなさい。
健康診断をしなさい。就業規則を開示しなさい。
と言う内容の中、安全衛生課長 濱田勉氏の話は
とてもユーモアがあり、大変勉強になりました。

テーマ「労働災害未然防止の考え方」 
とても人間の本質的な内容でした。

マニュアルを作成は重要な事である。
しかし、作業者はマニュアルを見ながら
作業するのではないので今のマニュアルは
本質的には経営幹部の為にある。

マニュアルは、日々チェックリストの記入を強制する。
しかし、そのチェックリストを記入する時間を作っていないため
チェックリストの記入は曖昧になる。
長続きしないような仕組みの中
マニュアルだけで作業者を動かそうとしているためである。
そして、マニュアルのほとんどがミスや事故があってから
そのマニュアルが作成されている事が多い為に、
マニュアルの本来あるべき姿とかけ離れている。

この事は濱田氏が実際に調査に入りそこで体験から感じているのでしょう。

最初にマニュアル作成で重要な事は、
ミス・事故が起こる原因を探る事にある。
原因追究をしてゆく過程で、「このミスは不注意で・・・」という。
では、不注意とは何か?
人間の意識段階は、無意識・リラックス・緊張・パニックと4段階に分けられる。
「不注意」は無意識からリラックス状態の意識段階で起こる。
しかし、注意喚起をして人を緊張状態に置こうとしても20分しか持たない。
また、人間の能力として注意をしていられるのも同時に5か所まである。
夫婦喧嘩等をして車を運転すると注意散漫になるのは
5か所のうち一か所の注意意識がその喧嘩の事で埋まってしまっている為である。

また、言葉でその注意を伝えようとしても大変に難しい。
「伝える」と「伝わる」は、全く異なるものであり、
伝えたつもりでも伝わっていない事がほとんどである事を知る必要がある。

雨降りに地下鉄に傘を忘れてくる。
「次は日比野、傘などお忘れ物の無い様に降りて下さい」と、
車掌にアナウンスをされても傘を忘れる。
日比野駅に着いた瞬間にアナウンスにて
「かさ」
と大きな喚起があれば傘を忘れる人はほとんどなくなる。

人間の意識とはこういう物であり
リラックスした状態でも守られるマニュアル作成は、
仕事の順番が全く無理することなく行われる様にしなければいけない。

また、安全と安心を日本人は同義語の様に使うが、
安全は科学性であり安心は心情の部分である。
全く異質であり安心であるから安全であると言うことは全くない。

安全の定義は「受け入れ不可能なリスクがない」と言う事で
逆に言うと「受け入れ可能なリスクがある」という事なのである。
飛行機は事故が一番少なく安全な乗り物と
一度墜落したら生存率は低いと言う事を受け入れている事を知る。

安全とは全く事故が起こらないとは違う事を人は受け入れて、
その上で何が起こりえるかを考える事が重要であり
その対策がマニュアルになると教えてもらいました。

この事が労働災害の未然防止につながると。
 
最後に伝えるべきものは何か?と・・・・・ 

文化は人が作り上げた結果であると

ありがとうございます。

平成25年12月

今年も残す所僅かとなってきました。
ノロウィルスが流行ってきます。
手洗いうがいの励行を!

寒さが厳しくなってきました。
キャベツ、ほうれん草の単価が異常に高い。
年末最後がどうなるのかがハラハラドキドキです。

今年を振り返ると色々な事があったなと。
3月31日社員の交通事故死は、社内に激震が走りました。
そして翌日の4月1日3名が入社。
事故死した社員の後を継ぎ21歳の彼が営業として奮闘。

それに続き若手社員が営業担当として次々にデビュー!
また、入籍とおめでたいニュース!
しかし、11月事務員さんの突然の退職。
12月に入り、取締役からの毎日の朝礼が2,000回を超えるなど。
人が増えると話題も増えます。

 12月名古屋思風塾で年代別の教育論を聞きました。
この教育論を聞いてから子育てをしたのなら、
どれだけ人が迷うことなく子育てに当たる事ができた事か?
そう思うと社員の皆そしてその家族に毎月の感性論哲学を聞きに来て欲しいです。

 0歳から3歳:
【愛・信頼:安心を植え付けてあげる事が必要】
スキンシップを通して愛を植え付ける。
子供が何故泣いているのかを親は子から学び、
子がして欲しい事をしてあげる事で信頼関係を結ぶ。

子が泣いているのがオムツの交換なのか
お乳を欲しがっているのかを泣き声を聞き分けて
子供に与えることで信頼を植え付ける。不

安を与えない事が安心かを植え付ける事。
特に夫婦喧嘩は子供に不安を植え付けます。

3歳から6歳(第一反抗期):
【行動力と自制心を養う】
子供がしたい事を納得するまでやらせる事。
そして、人に迷惑をかけた時に肉体的な痛みを与える事(虐待は駄目)
【脳の発達に協力する】
知りたがりのこの時期、子供の質問に断定的にこたえる事。
これが決断力を磨く事になります。
【遊ばせる】
おもちゃを与えても遊び方を教えるのではなく
子供が創意工夫するのを見守る。
型にはめてしまうと主体性がなくなります。

6歳から10歳:この時期の丸暗記は子供の脳を大変活性化させます。
【学校で教わることと家庭で教える事を一致させる】。
一致しないと子供は親か先生を信じなくなる。
親が教科書を一緒に読み、親が子供から勉強を
教えてもらうように聞く事が必要。
【挫折感を持たしてはいけない】
解らない事、できない事をそのままにしてはいけない。
逆上がりができなければ帰宅してから、
できるように親が指導してあげることなど、
落ちこぼれを作ってはいけない。
【善悪の区別をつけさせる事】
善悪をちゃんと教える事。

10歳から13歳:
性ホルモンの分泌と共に男女の特徴が現れる時期であり、
個性の現れる時期であり、好き嫌いを言い始める。
【どんなことも好きにさせてあげる事が大切】
親は子供の前で他人の悪口を言ってはいけない。
興味関心を持てるようにしてあげる。
【勉強の仕方を教える】
辞書の引き方、図書館へ一緒に行って調べる。
【短所が出てこないようにする】
人間の短所は無くなりません。
この時期にその短所を出てこないように教えてあげる事が大切である。

13歳から15歳(第二反抗期):
理性、社会通念への反抗の時期であり、
反抗する事により自我を目覚めさせる。
自分とは何かを作るために
この時期に命令するのではなく
親として言っておかなくてはならない事を参考意見として述べた後
自分で考えさせる。
なんでも体験させ一人前の人間として扱う事が大切である。

皆さん名古屋思風塾で学びましょう。
来年1月8日18時から名駅です。

「30歳以上は自分で自分を教育する!」
50歳も過ぎると利己から利他へ考えを変える事が
良き人生につながる事を学びました。

本年もありがとうございました。
今年は皆さんにとってどんな年であったでしょうか?
良き所を伸ばしてゆき新しい年がより良い人生を重ねてゆくための
一年にしてゆきたいですね。来年も宜しくお願いします。

平成25年11月

台風30号がフィリピンで大変な猛威!
5500名以上が死者行方不明、
その内邦人も30名以上の方の所在が確認できないとのこと、
心よりお見舞いを申し上げます。

温暖化に向かっているのか?
異常なほど大きな規模の台風でした。

10月25日頃まで半袖で過ごせたと思ったら、
11月11日にコートを羽織って出かけておりました。
秋が短くなった事を実感します。

本州には上陸はしませんでしたが、
沢山の台風が日本列島をかすめてゆきその影響は
渥美半島そして茨城県にありました。
キャベツ、水菜等の出荷が大変不安定なり、
果菜類が大変な高値です。

9月からの野菜の単価は、
前年対比の107~110%にて推移しています。
年末年始の商品確保と相場が今から気になります。

 「ありがとう」と言う言葉で人は気持が大変救われます。
感謝される事が目的でない限り
「ありがとう」と言う言葉は人々の接着剤になります。

また、感謝の気持ちを持つと言う事が
必要だと誰しもが思っているのだと思います。

しかし、残念ながら関わっている人々の行為を
直ぐに忘れてしまうのも確かです。

例えば、結婚して奥さんが作ってくれている晩御飯。
両親が一所懸命に自分を育てるためにしてくれた事。
自分自身がこの世に生を受け生まれいずる事。
社会の中で生かされていると言う事。

 私の師はこんな事を教えてくれました。
「親からもらった大切な体にタトゥーを入れるとは何事であるか!」と。

何不自由のない体に生まれ、
育ててもらった事に感謝をしたなら、
頂いた体にタトゥーを入れると言う事は親への感謝が
足らないと言うことだと。

ピアスなども含めファッションで
自らの体に傷をつける事が流行っています。
言われれば本当にそうだなと私は感じました。

虫歯もそうかもしれません。
ちゃんと大切に使えば一生使える歯。

しかし、自らの不摂生で虫歯を作ってしまう。
本当に生まれいずる事に感謝ができる人は
虫歯で歯を抜かねばならない時には
母親にごめんなさいという詫びる気持が出てくるのでしょうね。

私自身は若い頃は親への感謝等を全く考えもしませんでした。
結婚し子供ができ、人との縁でこの世の中が成り立っていると言う事が
判ってきてから改めて感謝という気持ちを素直に表さなくては
ならないなと感じております。

根底として感謝できる感性を持っていると
日々周りで起こっている事に感謝できるのだと思います。

そんな感性をしっかりと持ち続け、育て続けたいものです。

 その上で身近で関わっている人への感謝と共に
社会の中で生かされている事を知る必要がある様に思います。

一人では生きていけない!

カップヌードルが¥168で買える事を考えてもわかります。
自分ひとりで生きている人が即席麺を作ろうと思うと
自分の人件費を0円としても1個168円では絶対に作れません。

買い物をするにも今は公共の道路を使います。
道路は皆の税金から賄われています。
自分ひとり納税するのがもったいないと思うのなら
この道路を歩く資格がないと言う事ですよね。
大きなことで言えばこんな事になるでしょう。

また、小さな事で言えば連綿とつながっている
命もそうだと思います。

過日、弊社創業者石橋会長と共に
ある葬儀に参加し、話を聞きました。

「送られる人の気持ちになって家族は葬儀を出さなければならぬ」と。

深い言葉だなと思います。
故人がどんな気持ちでその一生を送り、閉じたかを
思い図って、残った者が感謝の気持ちを持って
葬儀を出す事が大切なのだなと勉強させて頂きました。

 互いに感謝し、自らの力を発揮できる石橋青果にしてゆきたいものです。

平成25年10月

つぶやきが11年年目に突入しました。
このつぶやきを10年毎月積重ねてこられたのも、
支えてくれる皆さまのお陰です。
心より感謝申し上げます。

台風26号が関東に上陸しました。
伊豆大島では大変な被害になりました。
お見舞いを申し上げます。

海水温が高いのでしょう、
また台風が発生しています。
27号28号がどちらに向かうのかがとても気になります。

九州に上陸すると年末年始そして春先の農産物に
大きな影響が出そうです。後は、祈るばかりです。

 今年も後二カ月余りとなりました。
平成25年のけじめとして自分の立てた目標を
今一度見直すと良いと思います。

私自身、今年のテーマを「構造改革」とし
個人的には
6時までに出社、
ジム等で年間120回運動する、
秋にはハーフマラソンを走る、
などを今年の目標としていました。

今までの進捗として、
6時までに出社と言うのは少しずつ薄れて、
また飲み過ぎの日々が多いので大反省です。
ちゃんと6時前までに出社します。

運動の方は今も続け体重は71kg前後で
推移しています。
ハーフマラソンは10Kに変更しましたが
11月24日ランナーズカップにエントリーしました。
目標タイムを55分台に設定して走ります。

成功哲学を語る方々は目標を
掲げ計画をしてそれを実行する、
いわゆるPDCAを実践しなさいと言います。

私が思うに大切なのは目標設定なのだと思います。
義務的な事を目標設定したとしても、
それが到底自分がやりたくない事であれば
楽しくなく苦しいだけになりますよね。

目標設定は基本的には自分のやりたい事とのベクトルが
同じ方向になければならないと思います。
しかし、どうでしょうか、自分たちが本当にやりたい事が何なのか、
明確に返答できる人は少ないのでは?

私自身子供のころは自分に無限の可能性があると信じていました。
しかし、子供同志の競争から、
また社会の仕組み・流れが判って来るにつれ
何時しか自分の可能性を自分で狭めたと思います。
それも、やってもしないのにやれないと決めつけて。

また、多くの人は、会社に入ってこんな風じゃなかったと
思いながら、なんとなく仕事をしている。

だから、やりたい事が明確に言えない理由の一つなのかもしれませんね。

今ある環境は直ぐには変わるものではありません。
その環境の中でやりたい事を見つけるのであれば、
目の前に出てきた事を愚直にやる。
与えられた仕事を真剣に取り組む。
するとその中に本当にやりたい事が見つかる。
私は、そう思います。

感性論思風ちゃんは言います。
「同じ顔が居ないのと同じように人間には世界一の能力が何かしらある」と。

それを開花させるためには努力は必要なのです。
だからこそ、一年の初めに自分の目標設定をし、
具体的な行動まで考えておく事が大切だと思うのです。

そして、それを忘れないようにいつも見える所に
書き記しておく事が良いと思います。

「書初は小学生のする事だ!」と
思っている方も居るとは思いますが今年を振り返りまた、
後2カ月余りで自分がどうなりたいのかを考えてみてください。
そして、来年の正月に書初をされる事をお勧めします。

何故なら、自分自身が幸せな人生を送るためにです。

平成25年9月

台風18号が東海地方を直撃、各地に大雨をもたらした様子です。
東三河方面のハウスに被害が出たようです。
お見舞いを申し上げます。

台風が通った後なので朝夕は秋らしくなり
カラッとしたき気候になってきました。

蒸し暑さが懐かしく感じられます!

 最近、CBC「半沢直樹」が高視聴率を
獲得したと言う事で巷の話題になっています。

私自身は一度だけしか見た事がないのですが、
あの半沢直樹の原作者を皆さんは知っていますか?

池井戸潤と言う方で、どうやら私と同じぐらいの年齢で
岐阜県出身の作家です。

先日、東洋製鋼の渡辺社長から
「下町ロケット」と言う本を紹介されました。

この「下町ロケット」も池井戸潤著です。

池井戸潤と言う人はその昔、メガバンクに勤めていたらしく
中小零細企業についても大手企業についても良く知っているようです。

資金に苦しみ、商品開発に苦しみ、元請けに振り回される。

読んでいると、とても他人ごとの様には思えませんでした。

小説とはいえリアルな話でした。
その小説の中で、会社は何か?

誰のものか?と大変考えさせられる場面が沢山ありました。

私自身は日頃から社員が成長する場であり、
自分たちがやりたい事を実現し物心共に豊かになるための
フォーマットが石橋青果であると言っています。

この本の主人公佃航平が経営する佃工業が
まさにそれを実現してゆく会社であると共感をしましました。

小説の中で会社が一つにまとまって行くキーワードとして
仕事に対する誇りと商品の高い品質がありました。

石橋青果で働く人たちが本当に日常の仕事に対して
誇りを持って毎日の仕事に当たっているでしょうか?

私たちの仕事は華やかな仕事ではありません。
どちらかと言うと泥臭い仕事が大変多いですよね。

誇りを持って仕事なんかできる訳ない!と
聞こえてきそうです。

しかし、考えてみて下さい。

我々は名古屋そしてその周辺に住む人たちへ
野菜を届けています。

未来永劫ではありませんが、
仲卸と言う機能が今無くなると
市民は大変不便になると想像します。

我々は名古屋市民の台所を預かり、
安心・安全・安定した生鮮物の流通に携わっているのです。

結構社会性の高い仕事に我々は従事していると思いませんか?

その仲卸の仕事の中で「石橋品質」を高い基準で
達成し誇りを持って仕事をする事ってとっても大切だと思うのです。

石橋品質とは
「鮮度ある野菜をタイムリーに価値ある価格でお届けする」
を各部門が高い質で実践し続けると言うことでしょう。

配達では、商品を丁寧に扱い、お客さんに対して笑顔で対応、
配達などで得られた情報を共有改善する。

アソートでは、お客さんが必要とするだけの商品を
短納期にて納品、そしてミスクレームをゼロにする。

これができないと思った瞬間から石橋品質の向上は無くなります。
でも、高品質なサービスを目指し続け、実践する事は、
今日より明日、明日より明後日と改善を繰り返す事で
その仕事が我々を成長させるのだと思います。

ひいてはそれが誇りある仕事になるのだと考えます。
皆さんどうぞ、各部門でそして自らの仕事の質を上げるべく考え、実行して下さい。

 最後になりますが、下町ロケットを読みたいと言う方には貸出ますよ。

読書の秋!

感性を磨くこと一つとしてどうぞ読書をして下さい。
味覚の秋だけでは片手落ちですからね。
震える牛、ナミヤ雑貨店、空飛ぶタイヤなどなど最近読書にちょっとはまっています。

平成25年8月

41度!最高気温を更新しました。
高知四万十では40度を超える日が続き、
日本全土で真夏日を更新し続けていると言うニュースが
連日報道されました。

この暑さの影響なのか、北海道でクロマグロが例年以上に
収穫され銀鮭の水揚げが例年と比べ激減・・・
海水温に大きな変化があるようです。

沖縄地方では雨が無く、
青森、北海道では洪水になる程の降水量。

地球が悲鳴を上げている事は間違いのない事なのでしょう。

何と人間は自分勝手な生き物だと思いながらも
自分のやっている事を考えればやはり自分もその一人で
地球に大きなダメージを与えているのだなと反省する毎日です。

今年の思風塾はあと4回になりました。
9/4 10/16 11/13 12/11となっております。
多く皆様の参加を待っています。

8月から仕組みが変わりビジターの方は
1回の受講料が2000円となっています。

弊社は会員なので受講したい人は申し出て下さい。

8月はテーマ「悪化した人間関係を修復する」で話をして頂きました。

悪化した人間関係を修復する5つの原理があります。
ここにメモを記します。

第一原理 
{どんな人でも好きになる実力をつける}

その為に①相手の良い所を見つける能力を身につける
      ②どんな事でもプラスに物事を考えられるようにする
      ③自分から声をかけ続ける。(心の橋をかけるということ)

第二原則
{誰からも好かれる人間になる}(第一原則と一体)
・魅力ある人間になる。
それは、人を感動させる力を持つ事その作り方は下記の様になる。

  理性的魅力  感性的魅力  肉体的魅力
1、知識の豊富さ1、意思の強い人1、身形を綺麗にしている
2、知恵者である事2、愛の力がある人2、目付、表情、態度
3、天分がある3、人間性の豊かな人3、立居振舞のよい人

第三原理
{対立を超える実力}
対立がなぜ生まれると言うと考え方・体験・経験・解釈・知識情報・出会いの違いから起こる。
そして、自分が成長するためには自分には無い物を身につけることにある。
それは、上記の違いを受け入れ、付き合い辛い人と付き合う事が
自己成長につながる。

対立する人から俺は学ばなければならないと
自分の考え方を変えることが対立を超える実力をつけることである。
決して、説得したり、妥協したり、媚びへつらったり、逃げたり、喧嘩してはならない。

第四原理
{問題解決能力をつける}
問題を恐れないという前提の下、
問題は自分や会社を発展させる為に出てくるのだと理解をすること。
最大の問題解決方法は、問題を
「自分事では無く他人事として考える」
という能力を身につける事。

第五原理
{捨てる勇気を持つ}
問題になっているその物を捨てる勇気を持つ事。
財産問題で悩んでいるのならその財産を放棄する
勇気を持つ事が新たな道が開けてくる最善の道である。

 どうぞ、思風塾でより良く生きる道を学んで欲しいと思います。
絶対に悩みや問題はなくなりません。
自分の気持ちの持ち方を変えることが豊かな人生を生きる為に
必要な事なのだと思います。
これを毎月読んでくださるご家庭の方でも結構です。
名古屋駅ウィンク愛知で18時より2時間の講義を一緒に聴きませんか?

平成25年7月

7月5日からお客さんの研修に参加させてもらいアメリカへ行ってきました。

その日が梅雨明け!

明けてからの暑さは尋常ではありません。
名古屋で37度以上になるとは。
その上最近では、テレビの画面に「竜巻注意報」なるテロップが出るではありませんか。
本州の夏が亜熱帯化しているのでしょうか?

アメリカ研修の詳細は当社ホームページより
社長のブログに記しましたのでそちらを確認して下さい。

アメリカの飲食店におけるサービスは
日本に比べると雲泥の違いがあります。

アメリカのサービスはとても素晴らしく、
おもてなしの精神をお店に入った瞬間に感じ、
とっても楽しませてくれます。

それは、チップ制度があるからと言う人もいますが、
そうでは無く、熾烈な外食産業の競争から生まれたものであると解りました。

チップではなく何があるかと言うと、その裏にはマニュアルがあるのです。

日本でマニュアルと言うと作業的なことを思い浮かべるのでしょう。
アメリカの外食産業マニュアルはもう一歩進んでいました。

パート社員などに企業理念をインストールする所からはじまり、
その会社が大切にしているマインド、
風土を具体的に行動に表したものをマニュアルとしています。

また、会社の利益を上げることが自分の給与も上がる
と言う仕組みに連動しているからこそ高いモチベーションを
維持できるのだと思います。

恥ずかしながら私は、日本のサービスが世界で一番だと思っていましたが、
日本に帰ってきて、居酒屋で食事をした時にとても残念な思いをしました。

何が違うのか?一言で言うと、顧客への目線です。

アメリカのよいサービスをするお店はお客さんから目を離しません。

顧客でいる我々がキョロキョロしていると、
何か用か?
と尋ねてきます。

食事が出た数分後、
「問題ないか?」
と尋ねにきます。また、
次の料理とこんなソースも合うよと色々気さくに話しかけてきます。

一番すごいなと思ったのはテーブルでのお客さんの会話を壊すことが無いのです。

日本だとお水如何ですか?
お皿をお下げしますか?
と尋ねてきます。

アメリカの店員さんは勝手に水を注いでゆきますし、
目で合図しながら皿を下げてゆきます。

こんなサービスができるのは何故と考えた時に
私が出した仮定は、消費者の目が肥えているからじゃないかと。

日本人は、結構ひどい扱いを受けていても
又同じ店に便利だからと行きます。

もっと言うと、
有名店だから、
皆が行くからという理由が
来店動機なのかもしれない。

でも、アメリカには同じような店が至る所にあり
サービス等が悪かったら次にその店を行かないのでは?

お客さんがその店を本当の意味で鍛えているのではないだろうかと・・・。

そういう意味では、アメリカ人の方が豊かな感性でサービスを受け、
個人の思いで店の選択をしているのではないか?と・・・。

この研修でスーパーも沢山見てきました。
我々の卸と言う業界は、いつかは淘汰される事は判っているとしても、
消費者を味方につける小売がとても力が強くメーカーをも
凌駕している事にとても大きな衝撃を受けました。

皆さん考えてみて下さい。
何故、居酒屋はアサヒとキリンが一緒においていないかを。

メーカーが選択の余地を与えないようにしているのです。

でも、アメリカでは○○ビールと言わないとビールが飲めないのです。

同じ様に小売が強いと消費者が選択できるようになり選択ができない
小売は市場から出てゆかねばならないのだろうと。

さぁ!これからは石橋青果が生かされるための意味を我々が創ってゆく時代です!

平成25年6月

5月の下旬に梅雨入り宣言をしてからというもの、
酷暑と言っても過言でない程の暑さです。
日照りの影響は果菜類に大きく影響して、乱高下が続いています。

 6月9日(日)に皆さんを呼び出し白駒妃登美さんの講演を開催しました。
多くの社員の方が聞きに来てくました。
皆さんがどう感じたのか?シェアする間もなかったので、
少しもったいなかったですね。

皆さん話を聞きどんな感想だったのか?
又教えて下さい。
数名の社員の皆さんそして、パートの皆さんの多くが
不参加であったためこの紙面に書ききれるだけ講演の内容をお伝えします。

 白駒さんは、子宮頸がんが肺に転移し、
主治医からは、治る見込みがないと宣告された方です。

二人の子供の母であり、この時、
下のお子さんはまだ小学生になったばかり。

自分の病状をとても苦悩されていました。

そんな状況の中で「生」への希望を持ち、
なんとか病気と闘い子供と一日でも長く一緒に
過ごしたいと考えていたそうです。

しかし、病気と闘えば闘うほど、
がん細胞は増えるばかり。

そんな生活の中で歴女として出版の話が…。

そのきっかけは、尊敬する作家に出会い、
幕末や明治維新について語り合ったこと。

その方の勧めで歴史のエピソードをブログに書き綴るうちに、
出版社からそのブログを本にまとめないかとの話があったそうです。

でも、この時、半ば覚悟を決めていた白駒さんは、
残された時間をすべて子供のために使いたいと、
出版の話を一旦はお断りしようとしたそうです。

ところが、ここからが歴女たる所以です。
歴史上の人物を親友のように思っている白駒さんは、
正岡子規に相談したそうです。

正岡子規は、病魔と闘いながら、
亡くなる前日まで執筆活動を続け、
短歌や俳句を革新した人です。

白駒さんは、子規のようにあきらめもせず、
執着もせず、「今」という一瞬一瞬を大切にしようと考え、
出版を引き受けることにしました。

すると、彼女の心の中に変化が生まれました。
何かと闘うのではなく、今、目の前にある事を
「感謝を持ってやらせて頂く」というふうに。

そして、執筆するからには、
一日でも長く生きられるようにと、
がん治療に取り組む事を決意。

病院のベッドが空くのを待つ事、数週間。
病院へ行き抗がん剤治療をする為に再度検査をした所、
なんと癌がなくなっていた!

白駒さん曰く、目標に向け何かと闘い誰かと争い、
常に勝ち組であり続けることを目指す
アメリカ型の成功哲学から解放され、
与えられた環境を受け容れ、
感謝し、ご縁をいただいた人たちを笑顔にするために、
自分に出来る精一杯のことを、
心を込めて行う…という、日本人らしい生き方を
取り戻したから癌細胞がなくなったのかな、と…。

日本人の生き方を取り戻したことで、
遺伝子がスイッチオンになって、
自然治癒力や免疫力を発揮したのではないか、
そんなふうに白駒さんは考えているそうです。

そんな彼女が東京オリンピックを
成功に導くために東奔西走したフレッド和田さんの話を
我々にしてくれました。

この紙面では書ききれないので、
フレッド和田さんの話を聞きたい人は、
私を呑みに誘って下さい。

日本人が日本人らしく生きる。
これって結構大切なことだと感じるし、
自らの人生を豊かにする大きなキーワードだと思います。