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平成20年4月

今年の桜は、急に暖かな日が続き3月21日に開花しました。
開花してから冷え込んだため4月7日に雨が降るまでの
2週間もの間桜の花を楽しむことができました。
それも例年に比べとても綺麗に咲き誇り、また桜が散った後に新緑が芽吹きましたので
若葉の緑がとても鮮やかに見えました。

桜の時期は入塾式やクラス替えなどで子供達は新しい出会いがたくさんあったと思います。

 さて 4月22日(火)クラウンホテルにおいて
平成20年度石橋青果事業計画発表会を開催しました。
今回の発表会は例年とは雰囲気が少し違いました。

私が所属する経営塾のゼミの一つである岩田ゼミの方々14名に参加していただきました。
社外の方に聞いていただくと言うことがとても刺激になり
今回の発表会はとても緊張感のあり収穫の多いものとなりました。

岩田ゼミ長には最後にばっさりと切られてしまいました。
悔しさもありますが我々が今後計画を立てるに当たりより
具体的なものにするためにはとてもよい言葉をいただいたと思います。
いただいた言葉はこのようなものだったと記憶します。
①計画が数字に表されなくてはならない。
 全てデジタルな数字に計画されていないと行動に置き換えられない。
②経常利益率が低すぎる。この業界なら2%を目指すべき!経常利益の半分は納税をする。  そして、残ったお金を次の投資に回し、会社を安定させなさい。
思い起せば今年1月のいろは研修から初め、
この3ヶ月間は試行錯誤をしてまいりました。

自らが計画するためには、自らのビジョンを明確にしなくてはなりません。
しかし、今まで我々は計画と言っても天候にあわせ、
相場にあわせ成り行き任せの行動をしておりました。

これは我々のビジョンがしっかりしていないからです。
どこへ行くのかを明確にするとどうやって行くのかが色々と考えられます。
例えば東京へ何月何日に行くと決めれば、
飛行機に乗ってゆくのか新幹線で行くのか車で行くのか歩いていくのか?
・・・・東京へ行くというのがビジョンです。
どの乗り物で行くのかが計画に置き換えられます。
これから毎月の営業会議でこの具体的な行動と言うものをしっかりと
造りこみ、カード式事業計画表を常に具体的な行動計画にしつつ更新してゆきましょう。

最後になりましたが、当社は懇親会に入った途端すごいパワーを出しました。
明るく楽しく相手を気遣い!いい懇親会だったと私はとても嬉しく感じております。
団結力抜群な石橋青果で今年一年を一気に駆け上がってゆきましょう。

今年参加できなかった皆さん是非来年の事業計画発表会へ参加して下さい。
石橋勇リサイタルが、来年は3曲になっているはずですから・・・・

平成20年3月

 3月に入り突然冬から春に突入そして、初夏?と思わせるような陽気が
ここ数日つづき桜の開花予想が一週間も早まりました。
花粉症のお持ちの方はさぞ苦労をされていることと存じます。
お見舞い申し上げます。

 平成19年度も後残すところ数日となりました。
お陰様で今年もまずまずの成績で終了できそうです。
これも皆様の日々努力の積み重ねと一丸となり協力して頂いたお陰です。
心より感謝申し上げます。

急に暖かくなったせいもあり法れん草を含めて葉茎菜が一気に伸びて
市場の中が溢れかえっております。
中村岡山チームは四苦八苦しております。
また、中国餃子の問題が中国野菜の使用にまで発展して、
業務用のお客様から国産への変更の要請が相次いでおります。
国産の作付けは去年より減らしていることもあり
人参里芋ねぎなど輸入に頼ってきた商品は国産に全てシフトすることができずにいます。

このような状態ですので、野菜は結構高騰しました。
しかし、外食事業部においては値付けが合わなくなっており
採算割れをしている商品が多く出ております。
その結果3月はとても苦しいひと月になっております。

最近私が不思議に思うことですが、中国野菜の輸入問題を語る時、
何故マスコミは自給率を上げようという事をいわないのだろうか?
政府も同じことなのですが・・・・。

自給率と戦争は大変密接な関係があります。
自衛隊がいくら素晴らしい兵器を揃えたとしても今の自給率では結局、
防衛と言う名の戦争もできないのです。
歴史小説でもよく出てくるけど戦争をする時に重要なのは
兵器兵隊も必要なのですがその兵隊に食べさせる食糧がなければ戦にならないのです。
まぁ日本の場合戦争する気が無いので問題は無いと思います。
また、戦を仕掛けられた時点で即負けが決定していますから。

しかし、これからの戦争は多分兵器を使い兵隊を使う戦争ではなく、
経済という名のもとで商品と言う武器を使って戦いが行われるのでしょう。
例えば中国が今より経済発展することは明らかですよね。
その中国が日本にある技術を手に入れより経済発展をしようと考えたとしたら、
わざわざ兵器を使って戦わなくとも経済の力
・・・いわゆる食糧の輸出を拒んだとしたら・・・いわゆる兵糧攻めです・・・・。

アメリカが本当に同盟国として助けてくれる保証はどこにもないのです。

すごく大きな事から自給率の問題を指摘しましたが、
我々が子供の代にこの日本と言う国を渡すことを考えた時
今の農業のあり方には、大変不安があります。

でもそのことを誰も何も提唱しないのは何故?
ガット協定のため
・・・・弱腰の外交を考えるに当たりやはり自給率が低いから物が言えない?・・・・

アメリカにやはり魂までもささげてしまっているのではと考えてしまうのは
私だけでは無いと思います。

平成20年2月

 「立春とは名ばかりで・・・・」と言う季語がぴったりの寒さが厳しい2月となっております。
ご家庭の皆様におかれましては、寒さに負けることなく元気はつらつのことと存じます。
ここ数日名古屋近郊の生産地は雪の影響もあり生育が遅れ出荷が少なくなっています。
しかし、消費が伸びていないのか思ったより単価が上がらないのです。
中国の野菜も店頭から姿を消しているのでもう少し高値相場になる事を
予想していたのですが、おとなしく推移しています。
これでは、国内の生産者の方々も経費も出ない可能性がありますね。

  先日大澤取締役に薦められ「神道のこころ」(葉室頼昭著)を読みました。
今回のつぶやきはその感想文?と言うことで、お付き合いください。

 藤原氏系統の公家である葉室家に育った頼昭氏は、医学の道へすすみ
西洋医学を学びます。
もともと公家である家庭に育ったことと葉室家の独特の体質?により母より感謝と言う事を
常に教えられてきた頼昭氏は、東洋医学へも自然と目がむいてゆきます。
西洋医学は対処療法であり東洋医学は根本療法であるといいます。
東洋療法は人間の体と宇宙と一緒であるという考え方だそうです。

話は少し飛び、葉室家は代々神社に使える身であり、
頼昭氏も弁という役を受け継いでいたそうです。
ちょっとしたきっかけと縁があって宮司になる勉強をされ
春日大社と言う大役を射止められた。
いわゆる神道と言う世界も極められました。

話を戻しそういった経歴の持ち主ですから、西洋医学が中心の医学会において
鍼などを用いて治療にあたり、たくさんの成果をあげられた方です。
詳細を知りたい方は本をお貸ししますので読んで下さい。

 その中で人間の生き方という風に私は捉えているのですが、
何事にも逆らうことなく自然と共生して生きることが非常に大切であり、
全ての原理は自然の法則によると理解しました。
人の力などはほんの小さなものでしかありません。
人は自然の中で生かされているという事に感謝し
常に循環していることを感じそのバランスをとって生きてゆくことの大切であると
頼昭氏は言っております。

 バランスと言うことを頼昭氏はこういう言葉にて表しています。
「西洋医学は、病原菌によって病気が起こるから、
そのばい菌を殺したらいいという考え方です。
このばい菌を殺し続けるとその反動によって人間もまた滅びることにつながります。
・・・・人体も宇宙と同じ仕組みでバランスが崩れた時に病気になるのです。」・・・・
別に私は宗教が良いとか悪いとかそういうことを言っているのではないのです。

 この世の原理原則は自然の中にこそ存在し、それは循環していて、常にバランスしている
ということが判ったことで私自身のものの考え方がとてもすっきりしているのです。

是非皆さんがこの本を読んでいただき自分の考え方の原点を話し合って見たいものです。

大澤取締役ありがとうございます。

平成20年1月

今年は少し冬らしい日が続きます。
森君は10日間ほどインフルエンザで、のたうち回っていたようです。
インフルエンザが流行しているようですので皆さん、
うがいそして手洗いの励行をしっかり行って下さい。
健康に十分に注意していただいて、皆様にとって
益々有意義で価値のある年にしていただきたいと存じます。

今年も幕が開きました。一年の計は元旦にあり!
皆さんは今年こんな年を創り出そうと考えて・期待してわくわくしているのではないでしょうか?
光陰矢のごとしと言いますが、年を重ねると時間がだんだん早くなって行きます。
それは、皆さんも言いますし私もしっかりと感じております。
だからこそ元旦!そしてこの1月と言う月にこだわって
自分の一年の目標を決め計画を作って行くことが非常に大切なのでしょう。
計画したとしても“あっ”という間にお盆が来て
そして暮れの挨拶を互いに交し合っているのでしょうね。
毎年よい年を積み重ねて欲しいものです。

「土台を創り込む」のテーマのもと昨年一年を過ごしました。
従業員の皆さんの人数が増えてきて、意志伝達がとても難しいと感じておりました。
報告・連絡・相談・確認を徹底しようと努力をしてまいりました。
これが土台を創り込むの主たる行動です。
組織が大きくなればなるほど船頭か増える。
一体誰が自分の上司なのか?・・・
その組織論と共にとても細かなことではありますが、
具体的な問題がいくつもいくつも出てまいりました。
冷蔵庫の呼称のように、ルール化をすると共に実践してまいります。

今年の私の書初めは、「たかくひろく」です。
   たかく   ひろく
1、目標を高く 幅広く人と関わる
2、売上を高く 粗利を広く
3、品格をたかく 心をひろく(ゆたかに)
  
1については、決して妥協せず一期一会を大切にして生きる
2については、売上と粗利を高い次元でバランスさせる
3については、 結局は自分らしく(一体自分らしいとは、どんなことなのか?)

平成19年12月

先生も走る師走!・・・・?しかし、市場内は誰も走っていないなぁ・・・・!
今年は、残り数日でドカンと数字が本当に上がるのだろうか心配です。
寒さは例年並と言うことで今年はスキー場も順調に稼動しているみたいですね。

一年を振り返る今年の漢字“偽”にもあるように、企業が利益を優先させ、
お客さん・消費者を欺き偽者・偽装が発覚し大きな社会問題までになりました。
(マスコミの報道の仕方には問題があると個人的におもいますが・・・・)

この問題の本質的を解決するためには、何のために・誰のために
企業が存続するかという原点で物事を考え直さなければなりませんね。

 当社の企業理念は“幸福を届けます”(しあわせをとどけます)です。
幸福の幸は「さち」山の幸、畑の幸、太陽の恵みを届けます。
幸福の福は、心の豊かさ、安心を届けます。
では、当社は、何を届けているのか? 
一言で言うと「信頼」です。
 鮮度ある野菜をタイムリーにそして適正価格で届けることが私達の使命です。

そして 今年当社のテーマとして「共想競進」を掲げました。
下記はテーマ「共想競進」を定義した文です。
前提として
石橋青果は働く人全ての人のものであり働く人の想いを具現化する所です。
共想とは、
①社員・パートさん皆が意見を出し合い、日々の仕事にいかしてゆく
② 社員、パートさん同士が思いやり、得意先・生産者を思いやる
競進とは、
①高い目標を各自が設定して競い合い目標を達成する
②共に磨きあい、人間的に成長する
まとめると、相手のことを思いやりお互いに切磋琢磨し
自分たちを成長させてゆくと言うことです。

当社の物事の考え方の原点は、“幸福を届けます”であり、
行動指針が「共想競進」であります。
皆が理解し、実践することで当社が社会に向け“偽”を届けることはありえないと考えます。
今年も一年皆様のお力添えにより当社は、明るく元気に過ごすことができました。
また 来年の忘年会では酒を酌み交わし大いに語り合えるよう目標に邁進してゆきます。

ご家族の皆さん・親愛なる皆様 
一年間本当にありがとうございます。

平成19年11月

今年も晩秋とか深秋とか言うには少し程遠い気候が続いています。
しかし ここ数日の冷え込みで街路樹が赤や黄色に色づきはじめ
これからやっと冬支度ですね。
市場はこの温かさで白菜、ねぎをはじめとする鍋物商材が売れなくて四苦八苦しております。やはりこの時期は寒くなってくれないと困りますね。

 10月から新規顧客獲得に力を入れています。
今月末までで15件ほどを訪問させていただけます。
今の所、当社と取引をいただけたのが3件あり今後も根気良く営業を
かけてゆけばあと3~5件は少なからず取引してもらえるのではないかなと思います。

新規の各会社を回って感じることは、
その会社ごとに各々に独特の空気がある!と感じます。
なんとなく社員さんに活気がない会社・・・結構、空気がドンヨリしているのです。
その反対で社員さんが活き活きとして笑顔のある会社は訪問しても
とても気持ちが良いものです。
それがどんなところから感じ取れるかというと
“挨拶”する時の声の大きさと声のトーンだと感じます。
「相手に伝わるように挨拶をする」
これは当社の計画書の心得にもありますがきちんと相手の目をみて、
大きすぎずそして小さすぎない声で挨拶をしてもらうととても気持ちがいいですね。

この会社の為に何かしてあげなきゃ!と思ってしまいます。(笑い)!

もう一つ 活き活きしている社員さんからはとても前向きさを感じます。
自社の足りない物があればそれを何とか手に入れようとしています。
その為に相手の言うことを先ずは聞きまたは、聞き出す事をしていますね。
営業に行った私が逆にインタビューされている感覚になります。

前向きになれる理由は、個人のビジョンと会社のビジョンが
ほぼ一致しているからなのだろうと予測します。
当社も、皆が活き活き働く会社にしたい。

こんな会社な会社だったらいいな、こんな風に働きたいな、こんな生活スタイルがいいな!
と皆さんそして家族の方も考えておられることでしょう。
個人のビジョンと会社のビジョンが概ね一緒になった時当社は、
もっともっと皆の会社となってゆくのだと思います。
来期事業策定に向けビジョン委員会を設置しました。
目的は上記のビジョンを共有して皆がよい人生にしてゆくためです。
ご家庭の皆さんもどうぞ社員方々にこんな風にしたいとかをお伝えください。

平成19年10月

10月も半ばを過ぎ、北海道では初雪が降ったというニュースも聞きますが、
名古屋はとても秋という気温にはほど遠い日が続きました。
しかし 青果棟からながめる伊吹山は空気が透通っているせいか、
本当にくっきり青空に映し出されます。
ここ数日やっと朝夕に肌寒さを感じますね。

 先日 斉藤一人さんの本を社員の皆さんにはご紹介しました。
読まれた方も多いとは思いますが、内容と私の感想を・・・・・
 斉藤一人さんは、スリムドカンでおなじみの銀座まるかんと言う会社の経営者で
日本の高額納税者10位以内を10年間名を連ねた方です。
本の内容は、八百万の神のお話しから始まり
なんとなく胡散臭く感じられた方も多いと思います。
私は、神さんが如何のこうのと言う気はありません。
この本の中で斉藤さんは、ありがとうという感謝の気持ちを大切にしなさいと力説されています。我々は、今あるものに本当に当たり前になってしまい感謝する気持ちを忘れてしまっています。最後まで読んでいただけたら幸いです。
 
「先祖を大切に」と言いますよね。
それは私達の先祖があらゆる経験をして多くの苦難を乗り越えてくれたからこそ
今の私達がいるのです。
病気に対する抵抗力は、顕著な現れですよね。
先祖がその病気の抗体を作ってくれたから我々は生きていられるのです。
だから、先祖代々に感謝し、親を敬うことが大切ですね。
親からいただいた体が五体満足であり我々に手があること
目が見えることに感謝することがとても大切なのですよね。

普通がとても大切でそれを有り難いという気持ちで毎日を過ごすことが大切です。
 と私自身も本を読みながら出来ていないな!と猛省! 

食事をする時に我々は、「いただきます」と唱和しますよね・・・。
え!しなくなった・・・・これから是非やりましょう。
この「いただきます」とは何をいただくのか?
それは、あなたのお命をいただきますと言う事です。
お米にしても肉魚のおかずにしても命あるものでした。
その命をいただき我々の命へ変えてゆく、
だから感謝を込めて「あなたの命をいただきこれから私は生きて参ります。」
という意味で「いただきます」というのだそうです。
だから食べ物を残したり、粗末にすることは、
昔から罰(ばち)当たりと言われているのですよね。

うちの息子も食事中に携帯触ったり私自身もテレビを見たり・・・・。反省!

「ありがたい」とは今普通にあることが「有り難い」ということなのだと
再認識をさせて頂ける本でした。
これからは、毎日商売をさせていただけることがありがたいと
思える自分になりたいと思います。

本についているCDを聞くと斉藤一人さんのお人柄が謙虚で、
誰に対してもやさしい方なのだなと推測されます。
私も斉藤さんのように 年をとってもありがたいち心を持ち
謙虚にいつまでも好奇心旺盛に生きてゆきたいなと決意しております。

平成19年9月

朝夕の気温が下がり気持ちのよい季節となりました。
食欲が出てしまい今年約束した1ヶ月1Kg減の約束が
いまだに77~76Kg・・・・情け無い!

 今月はこのつぶやきも4周年と言うことで感性研ぎ澄まして書いてゆきます。
9月15日に1年振りとなる感性論哲学を聞く機会をいただき思風塾へ行ってまいりました。
久しぶりの芳村思風先生の話はなる程とうなずきました。
哲学というととても苦手と言う方も多く居るでしょう。
私もそうでした。
しかし、人には哲学が必要です。
哲学とはその人の生き方と定義すればよいのですから。

今回の思風塾全国大会のテーマは「命をひらく~この命 何につかうか~」でした。
その中で自分の命の使いどころは先ずは自分の天分を知ることであると
思風先生は言っています。

天分・・・・人間誰しも世界で一番の能力を持っている・・・
イチローはただ野球で開花しただけ、
谷亮子も柔道で開花しただけ・・

我々はイチローにも柔らちゃんにも負けない何か能力を一つは持っている。
その能力が天分と言うことです。
但し、彼、彼女は相当の努力もしているのは確かです。
でも それは自分の天分にはまっているから能力が発揮できるのです。
そこで自分の天分を知る方法を教えてもらえましたので記します。

** ~5つの天分を知る方法~ **
1、やってみて好きになる
2、やってみて興味がわいてくる
3、やってみて得意だと思える
4、他人と一緒にやってみて劣らない
5、真剣に取り組んだら問題意識がわいて来る

ふっとそれをやってみたくなる。
そしたらやってみたらとても興味がわいてきてどんどんのめり込んでゆく。
これはやっていて自分は楽しいし結構うまくゆくじゃん!
そして、競技会などで他人と一緒にやってみる。
自分の作品を世の中で評価して頂く
・・・・すると 他人よりすぐれた評価がもらえる・・・。
真剣に取り組んだらこのままでいいのか?
もっと違ったやり方があるのじゃ?
とどんどん問題意識が沸いて来る・・・・。

こう言ったものは、自分の天分にはまった物なのでしょうね。
これって 今の仕事と同じなんじゃないかな?目の前にあるから取り合えずやってみた。
結構いいじゃん!この仕事! ここで思風先生は言っていました。

何事もあきらめずにとことんやりぬくこと
人間は仕事によって磨かれる
 ならぬ堪忍はするが堪忍・・・・・継続することだと・・・・・ 

平成19年8月

 40度を越える暑さが続く残暑となり、私が予測した冷夏とは全く異なり
人も野菜もとろけてしまう程です。
ご家庭の皆様はお変わりありませんか?

今年の24時間テレビで欽ちゃんが66歳という年齢にもかかわらず
24時間マラソンを行いました。
その理由を聞いて私は素晴らしいと思いました。

「マラソンは断れても、24時間テレビは断れない!30年前は、自分のためだけに働いていた。だからこそ24時間テレビだけは人の為に働こうと決意した。
そしたら、息子も取り巻く周りも変化してきた。人が宝になった・・・。
だからこそ24時間テレビは私にとって特別であり、だから断れない!」
と言ったようなことが理由であったと思います。

我々は、誰の為に働いているの?と聞かれれば、
自分のため、家族のためと答えます。

それは何故と聞かれれば
自分の生活、家族の生活をより豊かにするためと答えます。

私は、お客さんのために働いていますと言って
本当に楽しく・やりがいのある仕事ができるのでしょうか?

例えばお客さんから
「ここまで安くしてくれたら買うよ」・「買ったるから、こんなサービスをしろ」と言われ、
迎合した商売をした場合、とても楽しく仕事したと思えませんし・達成感も無いと思います。

しかし、お客さんから「ありがとう」と言う言葉を掛けて欲しくて一所懸命働いたとすると、
もしかしたら人の為に働くことが自分の為に働くことと一致してくるのではないでしょうか?

その証明は、欽ちゃんのマラソンを見ていてありました。
自分のためだけだったら本当に欽ちゃんは、ゴールできたのでしょうか?
自分のための挑戦と人を勇気付けることができるのではと言う利他の心が
一致していたからこそ、欽ちゃんは苦しくても
最後まで走りきることができたのではないでしょうか。

人の為になりそれが自分のためになるからこそ
商売として成り立つのだなと改めて感じております。
利己と利他のバランスが取れた状態が会社として発展してゆく状態になるのだと考えます。

平成19年7月

中越沖地震の被害にあわれた方に心よりお見舞い申し上げます。
早く梅雨が明けないかな?と皆が思っているのでしょうね。
気象庁によると今年は2か月分の雨を降らせたとのこと
8月に干ばつにならないと良いのですが。

 今月中国へ出張してきましたのでその報告をしますね。
2年振りとなる今回のチンタオ、1年後にオリンピックを控え街がだんだん綺麗になってゆきます。
多分市民の意識が変わっていくのでしょうね。
タバコの吸殻などのごみが少ないように思われますし、
なんと言っても公衆トイレの臭いが余り臭わなくなっていました。

国家的イベントは、経済効果だけではなく国民の意識も変えてゆくのでしょうね。
日本においての東京オリンピックと言うものが
高度成長と共に日本人の色々な面の意識を変えたのだろうと今更に感じます。

 ここ数ヶ月マスコミによって中国農産物が好ましくないと言う報道がされております。
特に農薬の問題が焦点になっていますが
中国側からの日本への輸出対応は相当厳しい検査をおこなっているのが現状です。
農産物に関しては、輸出する1週間前に農薬のサンプル検査を行わなくてはなりません。
その検査で合格した畑のみ輸出可能になります。

パック工場は、日本と比べ物にならないぐらい清潔です。
働く全ての人が髪の毛が落ちないように帽子をかぶり
手洗いをした後消毒も欠かしていません。
(大野さんごめんなさい、写真をどうやって貼るのかがわかりません)

どうして中国の農産物を日本のマスコミはバッシングするのでしょうか?
角度をかえてみると国内生産者は、中国野菜の輸入により大きな打撃を受けました。
生産価格を割り込み零細農家は廃業に追い込まれました。
その上に農業の自由化により農政は助成金を随分カットしました。
国内の農家は経営をしてゆくことがとても困難な状態になってきています。
中国野菜の輸入を止める事はできません。
なぜなら自給率が90%をきっているからです。
中国野菜をバッシングすることにより中国の野菜の販売比率を下げる事が
できたら国内産生産物の値段が2~3割は上がると私は予測します。
誰が一体こういうことを仕組んだのか?
 
ここからは、私の予測です。
自民党の支持層の多くは第1次産業であると聞いています。
国の財政事情を考えると助成金を増やす事はできません。
しかし、自民党は与党として成り立つだけの票を集めなければなしません。

生産者等は、手取りが増えれば目先の問題は片付きます。
この中国バッシングは、政治による圧力なのではと考えてしまいます。
政権交代まではいかないにしても自民党の勢力が弱まり、
都市部の意見が大きく反映されるとすれば
アメリカの牛肉、中国のうなぎや野菜を使うと思います。
安全性は昔よりよくなっているのですから・・・・。
 世の中は人の手で作られていると言われています。
この選挙で自民党が負ければ我々の商売にも少なからず変化があると思います。