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平成18年11月

暖かな秋晴れが続きますが、朝夕は、ちょっと寒さを感じますね。
今年は、防寒着を用意しましたが、なかなか本格的に活躍する時がないので残念です。
いつも過去のつぶやきの同じ月に目を通してから原稿を書き初めるのですが、
過去3年間とも暖かな秋であると書かれています。
やはり地球の温暖化は深刻な問題ですね。
余談ですが3年前のつぶやきに中村さんの結婚!と書かれていたのを読んで
あの結婚式の情景が目に浮かんできました。
竹ちゃん、松木、岡山、誠二・・あきらめるなよ!まだまだチャンスはあるから・・・。

 今月で長年アルバイトをしてくれた原田君が退社しました。
彼は、平成7年11月から当社で働いてくれていました。
11年間という長い間、休むことなく責任感を持って働いてくれました。
何回も社員として働いたら如何か?と勧めてきましたが、
彼の中に自分のやりたいことが他にあったのだと思います。
本当にありがとうございました。
当社としては、本当に残念ではありますが
これからの原田君がよき人生を送ることをお祈り致します。

人生は一度しかない!
時間というのは絶対に戻ってこない!
当たり前ですが結構私たちは、忘れがちですね。
後1ヶ月余りで今年も終わってしまいますが、
皆さんは新年に立てた誓いはどうなっていますか?
慌ててこの1ヶ月間もがく人もいることでしょう。
実は、私もはっとしております。
与えられた時間が無限であると感じているから、
多分無駄に時間を使ってしまうのでしょうね。
時間は、無限ではなくやはり有限ですね。
人生と言う時計を皆が持っていると考えると、
死を迎えた時その人の時計は止まります。
死を迎えなくとも年齢と共に時計の針の早さが違ってくるのだと最近実感しています。
与えられた時間は、1日24時間と皆平等です。
そして1年間は365日・・・。
同じ時間を生きたとしても、ひと月一年と言う時間を積み重ねてみると
成果が、人によって多少違います。
(タクシーのメーターのように時間と共に出来高が表示されたら
 とても励みになるのにと感じることもしばしば)
この違いは、能力の違いによるものでは無いと思います。
時間が有限であると意識する事、そして時間を有効に活用し様と努力する事だと思います。
来年の手帳を社員の皆さんに配布しました。
手帳の活用は、時間の有効活用法の第1歩です。
一年のやりたい事を年初に書き出し12ヶ月で割ってみる。
それを各月に書き込み日常の予定の隙間を見つけてゆく。
やらねばならないことを事前に消化してゆく、
もしくは、その準備をしてゆく事が時間を有効に使うことにつながり結果 
成果が上がるのだと考えます。

意識する事からTime is Moneyとなるのでしょうね。

社長のつぶやき    平成18年10月

今年の秋は、過ごしやすいですね。
寒いと感じたことが本当に少ないです。
まぁ、寒波と言うのはこれからだと思いますが・・・・。
とうとう当社のパソコンが新しくなり、社員ひとり一人がメールアドレスを持つ事になりました。
パソコンは苦手と言う人もいるでしょうが、難しくはありませんよ。
現に皆さんはエクセルやワードを使っていますから。

当社の事業計画の中に「10年後の計画を立てるのは無理であると判断します。」
と私が書いていますが誤りであるということが分かりました。
先日 榎本さんの勉強会でわが社の10年後のビジョンと言う課題に取り組んできました。
10年後と言うテーマは、遠いようで実は結構近いなぁと感じております。
例えば、当社が10年後売上を今の10倍を目標としたとすると、
そこには人事の問題が出てきます。
10倍の物量をさばくために今と同じ様なやり方をしていたら、
10倍の人が必要になります。
その人達を採用するのは突然10年後に採用するわけではありませんよね。
10年後のビジョンに向けこれからの3年後の計画と5年後の計画が生まれてきます。
特に採用は、長期計画でしかありえないと思いますので、
3年後には今の倍の人数を採用していてそして、
5年後には今の6倍の人数を採用している・・・みたいな計画が生まれてくるのです。

このことは、個人としての我々のビジョンも同じですよね。
10年後には、家を建てたいと具体的にイメージしてみると、
家族4人がこの辺りでこれくらいの大きさの家が欲しいから大体いくらぐらいかかる。
今は、子供の教育費にこれだけかかるから3年後はこれだけ積み立て
5年後からはこれくらいは貯めていくと10年後には頭金が貯まっている。

こう考えるといくら現代の環境変化のスピードが速いからといって、
我々の10年後が全くわからないかというとそういう訳ではありませんね。
【今の市場の仕組みがそのまま残る事はない。】
【野菜自体がなくなる訳ではない。】
【野菜を売る人も無くなる訳ではない。】
【外食産業が無くなる訳ではない。】
こうやって環境を分析すると見えてくるものがとても沢山あります。
そして、自社は何ができるか、どうなりたいか、何をやりたいか、を
重ね合わせると結構10年後のビジョンって見えてくるものですね。
10年後のビジョンから5年後3年後の計画が無ければやはり計画自体が
ぶれてきてしまいます。10年を見据えようとする努力をおしむことなくしてゆきます。

社長のつぶやき 平成18年9月

今年は、9月に入ると気温が下がり秋を肌で感じます。
日中、30度の日差しも木陰に入るとなんと涼しい事か・・・。
つぶやきも今月で3周年!石の上にも3年と言う言葉がありますが、書き続けると言う事は、とても私の訓練になっています。
皆様がいてこそ書き続ける事ができます。ありがとうございます。

9月で今年度も半期を終了します。営業報告は来月また書きますが、売上高○○億円を今期目指していますが半期を終了して○億○千万円の予想です・・・!売上げ目標に到達するためには全く新しいやり方をしなければやはり難しいですね。

今月の27日にパソコンの基幹業務入れ替えに際し、各端末を増やし社員当たり1.2人に1台の割合にします。また、巷での携帯端末でのメールのやり取りはもちろん、業務でもメールのやり取りをすることは当たり前になってきました。そこで、メールアドレスを皆さんの分を用意しました。メールの送受信は、そんなに難しいものではありませんし、キーボードの入力も慣れれば文字を書くがごとくです。そこで 現在日報を提出してもらっていますが それをメールでの提出にし様と考えています。最初はちょっと入力に時間がかかるかもしれませんが直ぐになれますのでご心配なく!
先に述べた商売で新しいやり方をしなければ○○億の売上げは難しいと言うのは、このメールを使うがごとくだと思います。紙ベースでの提出がWEBを通しメールでのやり取りになると言う事です。最初は、苦痛を感じるかもしれません、それは、今までのやり方と違うからです。ボールペンがキーボードに代わるだけです。多分慣れてしまえばどこからでも書き込めるので“ちょっと便利!”なんて感じてもらえると思います。

売上げ目標を達成する本当の目的は、我々の物の考え方を変えることなのです。ダーウィンの進化論です。
「強い者が生き残るのではない、変化する者こそ生き残る」
地球上で最大の動物の恐竜は、氷河期の寒さに耐えることができず絶滅したと言われていますが、恐竜は寒さに耐えられるように変化できなかったため絶滅したと言い換えた方が分かりやすいですね。
変化こそ勝ち残るキーワードであると私は、考えます。

平成18年8月

残暑厳しい折 ご家庭の皆様におかれましてはお変わりなくお過ごしの事と存じます。
夏休みも終盤になり真黒に日焼けした子供たちがとてもたくましく思えます。
お盆に際しましては、休日に出勤をしていただいた皆様に感謝いたします。
今月よりアルバイトで助けていてくれた川端さんが社員として働く事になりました。
川端さんが石橋青果の新たな活力源になることを期待します。

最近 社長のつぶやきの中に当社の理念について語る事が無かったので今回は理念について書いてみたいと思います。経営理念無き会社は、存在価値が無く潰れていくと言われています。経営理念というのは、仕事をする時の判断基準です。当社の経営理念は、「幸福をお届けします」(しあわせをとどけます)です。

幸福の「幸」は、山の幸、畑の幸、太陽の恵みを鮮度良くお届けする事です。
幸福の「福」は、相手に対する思いやり、心の豊かさを届ける事です。

経営理念を行動レベルでの言葉にすると下記になると考えています。
“鮮度ある野菜をタイムリーにそして適正価格でお届けします”
“鮮度ある野菜”は、もちろん産地から市場へ届いた野菜を在庫にするのではなく
その日のうちに売りさばくと言う事、そして 届け方も鮮度を保てるようしなければなりませんね。
“タイムリーに“とは、お客様が欲している時間に
できるだけ近づけるように、届ける事が大切です。
このことを毎日毎日積み重ねる事が幸福の「幸」と「福」を実現できるものだと考えます。

当社が幸福を届け続ける為には、適正な利益は、必要です。
利益とは、高く売る事で得られるものだけでは、ありません。
物を大切にし、時間を節約する事により、また新しい発想により低コストの物流を
実現させる事で、利益を出す事ができるでしょう。

幸福を届ける順番は、お客様、取引先、家族、そして自分だと私は、考えています。
相手より先に、自分たちだけが多くの幸福(利益)を手に入れてしまうと、
相手から見放されてしまうでしょう。
一時に多くの利益を得るよりも長い期間に渡り利益を出し続ける事が大切です。

この判断基準にのっとり社員一人一人のやりがいを作り出し
達成感・成長感を感じ取れる石橋青果にする事が大切な目的です。
言われたから仕事をするのではなく
この仕事が好きだからこういう風にしてゆきたいと言う事です。

市場の動き

毎年の事だが8月に入ると本当に荷物が動かない。

不思議です。

今年は、天候の影響で非常に葉物が高い。
高い上に品質が悪い!

そんな品薄でもこの8月に入ると売れ行きが急激に落ちる。

本日現場を歩くと少ない入荷にもかかわらずどの現場にも未販の商品がある。

1日相場が高いと書いたがちょっと不安!

でも ポジティブリストの施行で輸入物のばった品が無くなった。

国内産地の収量も減ってきている。

だからやっぱり高いとおもう・・・。

たけのこ屋の親父  つまらんブロクをご愛読ありがとう。

勝手な今月の予想

梅雨が明けたというのになんかどんよりとした日が続きますね。

パンツ一丁で寝ていた私は、昨夜寒さで目が覚めました。

なちゅう!天候なんだろう。

さて 8月は、お盆に向け前半は、
各産地と各市場間で駆け引きが始まります。

多分 現在入荷の少ないレタス・きゅうりなどを中心に
お盆に向け相場を作っていくのでしょう。

果菜類は、きゅうりを中心に高値が予想されますね。
比較的安かったトマトも多分 夏秋系にかわってくるため
相場がだんだん上がってくると思います。

葉物に関しては、信州のレタス・サニーは、壊滅状態という話を聞いておりますが
うまくすれば盆前に入荷が出揃うのではと 私の勝手な予想です。
しかし 相場は、結構目の玉が飛び出るような相場も出るんだろうな。

まぁ 8月の前半は、商品の入荷が薄いため例年より高値で推移するでしょう。

太につぐ

心を柔らかくする。

自分自身を見つめなおすといやな事ばかり目に付く。

当たり前だと思う。

だって自分自身にはうそがつけないからね。

心を柔らかくするために

本を読んだり
歌を聴いたり
気の合う仲間とおしゃべりしたり
ちょっと気取ってお食事したり
子供をぎゅっとだきしめたり

そんな事で結構 心が柔らかくなる。

素直になることってとってもいいね

信頼って一体何なのか?

昨日久しぶりに名古屋ドームへ行ってきた。

券をくれた飯本さんありがとう。

そして 発注の仕事をしてくれた加来ありがとう。

強いドラゴンズを久しぶりに感じて
ビールがとっても美味しかった!

え!強いドベゴンズじゃなくてもビールは飲むだろうって!
その通り!
いい仲間と共にいい環境にいるとビールは美味しいものです。

いい仲間ってどんな仲間を言うのだろう。

信頼し合える人間関係のことをいい仲間と定義してみる。

信頼って何だろう。

辞書には
”信じて頼りにすること。頼りになると信じること。また、その気持ち”と書いてある。
まぁ 読んで字のごとくですね。

私は一言!うそをつかない事とだと思います。

うそをつくとそのうその為にまたうそをつかなくてはならなくなる。

仲間を頼りになると信じる事ができないとうそを上塗りしなければならなくなる。

素直に正直にいきましょう。そして謙虚に生きましょう。

視点

長雨の影響とこの暑さで菜っ葉物が圃場腐ってしまった様だ。

ちんげん菜の入荷がない。
無い事は無いが正しくはほとんどない。

本場の取引は、現在せりと言うものはほとんど無くなり相対取引となっている。

それともうひとつの環境要因に卸会社が縮小傾向にある。

そんな中チンゲン菜の3日前からの相場の作り方を熊と話した。

売れない相場で荷物を産地から引く事は、消費者の為にはらない。
チンゲン菜は7~800円ぐらいが高くても妥当で
他市場が200円づつ高いんだ!

熊の中には、自分の相場観が正しいという自信と誇りを感じる。

しかし 如何なんだろう?
相対で相場を決める様になってしまってから
本当の意味での顧客視点が外れてきている。

消費者がその価格を望んでいるのか否かを卸会社が勝手に決めている。

他市場は、本日高値で1500円という相場をちんげん菜に作っている。

これは集荷しようとする卸会社の努力の表れ????
ちょっとこれは言い過ぎかもしれないが・・・・・。

本日我が市場にはチンゲン菜の入荷がない。

では熊の相場感が本当に正しいのだろうか?

これからの我々の視点に消費者の他に生産者の視点も考えなければならないと思う。

他市場との正しい情報をつかむ事が鍵になるだろう。

実践 顧客の創造

お客さんに安心を売りますと言う人はとても多い
しかし 実際は自分勝手に儲けた後に安心を売りますと
いっている人が かなりの人数いる。
それは、利益が最優先になっているからだと思う。

昨日久しぶりにスーパー周りをし得意先のI社のバイヤーと色々話をした。

最近は、この長雨の影響で商品が悪く管理がとても難しい。
例えば レタスが入荷する。
その時点で傷みがありトリミング等をしながら商品作りをして
店頭にならべるのだが お客さんが手に取り持ち帰ってから
1日たつとまた傷む・・・・・・・・。

I社のスーパーは、買って頂いてからの傷みに対しても多分対応している。
通常 我々は、買って頂いてから1日以上たったものに関して
クレームがあると天候のせいにし いい加減な対応をしがちである。

しかしI社は、そのクレームに対応しているから
膨大な会員さんを維持していると感じた。

そして もうひとつ できそうでできない事が
産地指定の販売である。
スイカは、カットしか販売しない・・・・。
それも ○○産地の秀2L以上の等級・・・。
お客さんはここのスイカにはずれは無い。
だから リピートがある。

こういった積み重ねが 実務的な顧客の創造であると思う。

顧客の絞込みであるとも言えますが・・・・・・・。