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平成18年8月

残暑厳しい折 ご家庭の皆様におかれましてはお変わりなくお過ごしの事と存じます。
夏休みも終盤になり真黒に日焼けした子供たちがとてもたくましく思えます。
お盆に際しましては、休日に出勤をしていただいた皆様に感謝いたします。
今月よりアルバイトで助けていてくれた川端さんが社員として働く事になりました。
川端さんが石橋青果の新たな活力源になることを期待します。

最近 社長のつぶやきの中に当社の理念について語る事が無かったので今回は理念について書いてみたいと思います。経営理念無き会社は、存在価値が無く潰れていくと言われています。経営理念というのは、仕事をする時の判断基準です。当社の経営理念は、「幸福をお届けします」(しあわせをとどけます)です。

幸福の「幸」は、山の幸、畑の幸、太陽の恵みを鮮度良くお届けする事です。
幸福の「福」は、相手に対する思いやり、心の豊かさを届ける事です。

経営理念を行動レベルでの言葉にすると下記になると考えています。
“鮮度ある野菜をタイムリーにそして適正価格でお届けします”
“鮮度ある野菜”は、もちろん産地から市場へ届いた野菜を在庫にするのではなく
その日のうちに売りさばくと言う事、そして 届け方も鮮度を保てるようしなければなりませんね。
“タイムリーに“とは、お客様が欲している時間に
できるだけ近づけるように、届ける事が大切です。
このことを毎日毎日積み重ねる事が幸福の「幸」と「福」を実現できるものだと考えます。

当社が幸福を届け続ける為には、適正な利益は、必要です。
利益とは、高く売る事で得られるものだけでは、ありません。
物を大切にし、時間を節約する事により、また新しい発想により低コストの物流を
実現させる事で、利益を出す事ができるでしょう。

幸福を届ける順番は、お客様、取引先、家族、そして自分だと私は、考えています。
相手より先に、自分たちだけが多くの幸福(利益)を手に入れてしまうと、
相手から見放されてしまうでしょう。
一時に多くの利益を得るよりも長い期間に渡り利益を出し続ける事が大切です。

この判断基準にのっとり社員一人一人のやりがいを作り出し
達成感・成長感を感じ取れる石橋青果にする事が大切な目的です。
言われたから仕事をするのではなく
この仕事が好きだからこういう風にしてゆきたいと言う事です。