台風30号がフィリピンで大変な猛威!
5500名以上が死者行方不明、
その内邦人も30名以上の方の所在が確認できないとのこと、
心よりお見舞いを申し上げます。
温暖化に向かっているのか?
異常なほど大きな規模の台風でした。
10月25日頃まで半袖で過ごせたと思ったら、
11月11日にコートを羽織って出かけておりました。
秋が短くなった事を実感します。
本州には上陸はしませんでしたが、
沢山の台風が日本列島をかすめてゆきその影響は
渥美半島そして茨城県にありました。
キャベツ、水菜等の出荷が大変不安定なり、
果菜類が大変な高値です。
9月からの野菜の単価は、
前年対比の107~110%にて推移しています。
年末年始の商品確保と相場が今から気になります。
「ありがとう」と言う言葉で人は気持が大変救われます。
感謝される事が目的でない限り
「ありがとう」と言う言葉は人々の接着剤になります。
また、感謝の気持ちを持つと言う事が
必要だと誰しもが思っているのだと思います。
しかし、残念ながら関わっている人々の行為を
直ぐに忘れてしまうのも確かです。
例えば、結婚して奥さんが作ってくれている晩御飯。
両親が一所懸命に自分を育てるためにしてくれた事。
自分自身がこの世に生を受け生まれいずる事。
社会の中で生かされていると言う事。
私の師はこんな事を教えてくれました。
「親からもらった大切な体にタトゥーを入れるとは何事であるか!」と。
何不自由のない体に生まれ、
育ててもらった事に感謝をしたなら、
頂いた体にタトゥーを入れると言う事は親への感謝が
足らないと言うことだと。
ピアスなども含めファッションで
自らの体に傷をつける事が流行っています。
言われれば本当にそうだなと私は感じました。
虫歯もそうかもしれません。
ちゃんと大切に使えば一生使える歯。
しかし、自らの不摂生で虫歯を作ってしまう。
本当に生まれいずる事に感謝ができる人は
虫歯で歯を抜かねばならない時には
母親にごめんなさいという詫びる気持が出てくるのでしょうね。
私自身は若い頃は親への感謝等を全く考えもしませんでした。
結婚し子供ができ、人との縁でこの世の中が成り立っていると言う事が
判ってきてから改めて感謝という気持ちを素直に表さなくては
ならないなと感じております。
根底として感謝できる感性を持っていると
日々周りで起こっている事に感謝できるのだと思います。
そんな感性をしっかりと持ち続け、育て続けたいものです。
その上で身近で関わっている人への感謝と共に
社会の中で生かされている事を知る必要がある様に思います。
一人では生きていけない!
カップヌードルが¥168で買える事を考えてもわかります。
自分ひとりで生きている人が即席麺を作ろうと思うと
自分の人件費を0円としても1個168円では絶対に作れません。
買い物をするにも今は公共の道路を使います。
道路は皆の税金から賄われています。
自分ひとり納税するのがもったいないと思うのなら
この道路を歩く資格がないと言う事ですよね。
大きなことで言えばこんな事になるでしょう。
また、小さな事で言えば連綿とつながっている
命もそうだと思います。
過日、弊社創業者石橋会長と共に
ある葬儀に参加し、話を聞きました。
「送られる人の気持ちになって家族は葬儀を出さなければならぬ」と。
深い言葉だなと思います。
故人がどんな気持ちでその一生を送り、閉じたかを
思い図って、残った者が感謝の気持ちを持って
葬儀を出す事が大切なのだなと勉強させて頂きました。
互いに感謝し、自らの力を発揮できる石橋青果にしてゆきたいものです。