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平成18年3月

暖冬と予想に反した厳しい寒さの冬も終わり三寒四温の春がやってきました。
先日吹いた風が、春一番に違いないと勝手に思い込んで、キャンディズの歌
♪~春一番が掃除したてのサッシの窓に~♪と口ずさんでおりました・・・・。
3月は小中学校を含め卒業のシーズン!着物に袴姿そしてブーツを履いたハイカラさんをこの時期見かけます。彼女達の姿を見ながら自分は、卒業してから何年経ったのか?ふっと考えておりました。たくさんの友人を作りそして別れて各々の道をあゆみはじめるのが卒業!あれから自分は、どれくらい成長したのだろう?

青経塾という経営者の勉強会へ行かして頂いております。その中で自分が変わらなければ、会社も変わらないとよく言われます。成長と言う事は、自分がどれくらい変わったかと言う事とここでは定義しておきます。塾の中で仲間が色々な研修をして行く中でどんどん変わってゆきます。研修の中身は理不尽な事、矛盾を自分の中に受け入れ 自分の原理原則を見つけ出すことが主な研修です。笑顔で挨拶が出来なかった奴がニコニコ笑って大きな声で挨拶をする。相手を否定し受け入れなかった奴がその人間の良い所を見つけ受け入れて行く。このような事が人間の成長という事だと思います。人が成長して行く為には、自ら貪欲に物事を取りに行くこと、そして、それを一所懸命にやりつづけることだと思います。石橋青果の中にもたくさんあります。先輩のやっている仕事を真似て自分のスタイルに変えてゆく、自分が今出来ないと決めていることを改めてやってみること・・パソコン・・新規営業・・不得意だと思う人との会話・・等!当社のライバル会社 D社のホームページを覗くと『会社は道場』と言う言葉がありました。なるほどその通りだと思います。だからD社は、成長企業なのでしょう。企業は人なり!人が企業を作る。商売の根本は、人でしかないと私も思います。だから私自身が、今日の自分と明日の自分が違っていたい。そして 皆さんがそうであって欲しい!

 先日 誠二が仕入先であるM社の担当者N君と真剣に相対しました。今まで買いたくないものを無理して買って成績が伸び悩んでいました。誠二自身が自分の事を振り返り、仕入先を一つなくしてでも自分の思い通りの仕入をするのだと決めたからこそその時買わないと決断したのでしょう。誠二のすごい成長を感じました。今回 誠二がおこした行動の本質は、自分が買わねばならないと言う彼自身の固定概念から自分を解き放ったから買わないと決め 商品を返すことが出来たのだと思います。素晴らしい!誠二自身 とっても表情が明るくなりました。
今 やっていることをやり続ける事は大切です。しかし 自分の周りが変わってゆく事に対応してやり方を変えてゆく事は、大変ですがもっと大切なことです。