6月に入りました。もうすぐ梅雨に入ると思うと何となく気が重いという方も多いのではないかと思います。5月の後半に台風1号が発生し、昨年のように大雨を降らせるのかなと思っていましたが大きな被害は免れたようです。日本自体が亜熱帯化しているように私は感じており、特に九州産地の農作物は、10年前と比べると病気が出やすくなっているように感じます。事実としては産地間の端境期ができ5月は中旬からキャベツ等が高騰して当社としても大きな痛手を受けました。6月が熱い初夏になると色々な作物に影響が出ると思われます。担当者の方は産地情報を多方面から集めて見積もりに生かしてもらいたいです。
先日、顧問弁護士の勧めもあり愛知県警察本部を見学する機会をいただきました。名古屋の中心に県警があるのは知っていましたが、まず見学コースがあることと共にあの建物の中に何があるのかも知りませんでした。県警本部の建物には、110番通報の取次する部署と愛知県の幹線道路の信号機をコントロールする部署がありました。最初に県警に入りサイバー防犯係の方からお話を伺いました。毎日のメールの中にあなたのメールアカウントを乗っ取りました、返してほしかったら添付した資料をひらけ、とか下記のURLをひらいて詳細を確認しなさいなどという文言があると思います。そうしたメールにたいして絶対に添付を開いたり、記載されたURLをクリックしてはいけませんということを強く話していただきました。ランサムウェアーやフィッシングメールに感染するということです。ランサムウェアーは、身代金メールと言われるものです。係の方は実際に乗っ取られた画面を見せていただきました。すべてが英語で書かれているために詳細は私にはわかりませんが、自分の使っている画面が黒く反転してディスクトップに貼ってあったアイコンなどがクリックできなくなります。乗っ取ら得た画面を返してほしかったらビットコインで金を払えというものです。多分ですがビットコインで支払ったとしてももう自分の情報は元通りにはなりません。だから絶対に知らないメールアドレスから来たものは開いてはいけません。現在はアマゾンだとかイオンカードなど有名な会社の名を語り、我々のパソコンに入ってきます。発信されたメールのアドレスが知らないところのものは、その指示に従ってはいけません。特にネットワークにつながっているパソコンが感染したら直ぐにLANを遮断してください。有線も無線も同様です。理由は忘れてしまいましたが、LAN遮断したら電源は切ってはいけないといわれました。また、乗っ取られた画面を写メなどして警察に相談をしてくださいとのことでした。また、フィッシングメールに感染するとお客さんなどに大変迷惑をかけることになりますので疑わしいサイトには行かない、知らないメールは開けないことを守ってください。その他ですが110番は緊急のための電話であり緊急でない問い合わせは#9110にしてくださいとのお願いもされました。
予約は必要ですが、子供さんなどを連れて見学をされるといいと思います。警察官がこうやって我々の生活を守ってくれているということを実感します。一階には白バイが展示してあり白バイを触ったり乗ったりすることができる上に警察の制服を借りて白バイに乗車した写真が撮れます。