ここ数年とは違い、寒い三月初旬となっています。寒さは厳しいのですがやはり何か春めいているのを感じます。光の春というらしいですが太陽が明るく感じます。この寒さの影響で野菜は端境期となり、安値が続いていた冬野菜ですが2月の中旬から少し値上がりをしています。しかし、例年よりも高くはない相場だと思いますのでご家庭の皆さんにおかれましては野菜をたくさん食べてください。山菜や豆類などこの時期にしか生食できない野菜が沢山あります。
戦争の間に平和があるとわが師から聞いたことがあり、歴史的にみればそうのだと思っています。そして、人間は、少しづつ進化をしていると言われています。それに伴い文化的にも進化をしているのは言うまでもないと思います。過去には、言うことを聞かなければげんこつで子供の躾をすることは当たり前でした。しかし、現代の躾・教育はげんこつを振るうことを良いことではないとされています。スポーツ界でもしかり、体罰による教育がほんの20年前までは当たり前であったし、私の母親が厳しく育ててくださいと先生に言っているのを聞いています。つまり、いうことを聞かなかったら手をあげても構いませんと言っているのです。体罰がいけないということ自体を私自身受け入れづらい時期もありましたが59年生きてきて、こうした精神性の進化というのをとても感じています。
しかし、残念ながらロシアというかプーチンがウクライナに侵攻しました。プーチンにはNATOへの言い分もあると思いますし、ウクライナとの歴史的な問題もある様に聞いています。しかし、何があろうとも武力による解決というのは非難されて当然であると考えます。人が人を殺しても戦争では許される。そんな訳がない。ミサイルなどの兵器で実際に多くのウクライナ国民が傷つき、亡くなっています。当然、殺人罪がロシア軍に課されても仕方がないと感じます。ある意味ではプーチンのやっていることはクリニックに火を放った大阪の事件と本質的には一緒な気がします。一刻も早く武力によるウクライナ侵攻を止めて、互いの主張を思う存分に議論をして問題解決をしてもらいたいものです。
親はこどもに対して皆と仲良く遊ぶことを教えます。人間同士仲良く暮らすことがとても素晴らしいことだということを解っている証拠だと思います。人は関わる人々と仲良く生きたのです。それが一番平和につながることも知っているのです。しかし、大人になり成功者になるにつれて、掴んだ立場や栄光を守りたくなるのは人間の性なのでしょう。その野望を大きくし、意に反することを言う人・する人に対して攻撃的になるのでしょう。トップリーダーは自分の事情で生きるのではなく、人々の為に生きるという哲学がとても大切だと思います。その哲学を支えるのは謙虚さなのでしょう。我々も、親の立場、上司の立場、先輩の立場として上席になる時が多々あります。その時に威張るのではなく普通に相対すること、相手に対して謙虚になることは大切な心構えだと思います。そして何よりも、皆と仲良くするという気持ちをもってどんな相手でも受け入れるということが世界平和につながり、それを行動し続けることが喧嘩や戦争にならないと思います。
ウクライナの子供たちが公園で早期に遊べることを心より祈ります。