10月6日に急激に冷え込みそのまま冬に突入すると思い先月は秋が短いと記しましたが10月中旬から11月中旬までとても過ごし易い気候でした。日中は半袖で過ごせる日があり銀杏の木も徐々に黄色く染まってゆきました。
ベジドラ事業のメンバーの採用が進まず、熊崎さん跡部さんが孤軍奮闘をしております。新しい販路に挑戦をしておりますが簡単にはいきません。
台風15号の影響でしょうか?青果物全般に少し高めでの相場が続いています。いろいろ食品が値上がりしています。会社としても少しでも家計に足しになればということで10月より昇給をしました。みんなが幸福に過ごしていただきたいと心より願っております。
宇宙人に扮した中島みゆきが「地球人はなぜ仕事をするのか」というCMをやっています。仕事をするのは生きるため、生活するため、子供を育てるためというお金を稼ぐためということは間違いのないことではありますがそれだけではないと私は考えています。我々は仕事を通していろいろな人に出会い、いろいろな知識を得て、毎日少しずつ成長していると私は考えます。仕事が働く人を鍛えていると思うのです。若い人は知らないかもしれませんが水前寺清子さんの365歩のマーチの歌詞です。「幸せは歩いてこないだから歩いて行くんだね、一日1歩、三日で3歩、3歩進んで2歩下がる」私が小学生くらいに流行った歌ですが、この歌詞を大人になってから読み返してなる程と、改めて感心しました。人はただ生きているだけでは進化しないと考えます。本を読んでも、テレビを見ても、インターネットで知識を得ても、何も行動しなければ体験の積重ねにつながりません。知識がついたら動いてみる。歌詞にあるように、うまくいくこともそうでないことも多々あるのですが体験の積み重ねが大切であり、体験が経験となりその積み重ねが自分自身を育てることになると思います。自分で自分を教育するという言い方の方がぴったりかもしれません。仕事をするということは、その道のプロになるということでありお客さんから流石ですねと言わせるくらいの知識と技術をもっていてプロであり、プロは進化し続けなければならないのです。だから人は一生学び続けることが必要だと思います。
また、仕事とは誰かの役に立つことが喜びであるという風に考えると仕事の意味が大いに高まると思います。我々の仕事は、旬を届けることが仕事です。鮮度ある野菜をタイムリーに価値ある価格で届けるということが当社の社是です。美味しい青果物を目利きして届けることは、スーパー・飲食店・ドラッグストアーに来店する人達のお役立ちになっていると思います。我々が市場から毎日お届けすることで名古屋市民の皆さんに鮮度がよい青果物を提供され、各家庭の台所を支え、また飲食店に来客する人たちの会話や笑顔に貢献をしています。
これからもお客さんが笑顔になるような商品をお届けして、我々自身が毎日一歩ずつでも成長していくことで、仕事の意味と価値を高めていきましょう。
これから寒くなりますので体調管理には十分に気を付けてください。