梅雨の終わりには線状降水帯が発生するそうです。今回伊豆にて被害に遭われた皆様には心よりお見舞いを申し上げます。どこの地域でも局所的に長時間、強い雨が降るとのことですので我々も準備をしておきましょう。相変わらず野菜の相場は高くはない傾向です。出荷が減ると例年ですと急激な値上げなどがありますが、コロナの影響なのか?理由はよくわかりませんがこの6月7月はそうした変動がありません。飲食関係ばかりではなく、量販店の荷動きも鈍いのも一因かもしれません。スタミナをつけるということでうなぎとか焼肉に皆さんの関心が集まりますが、健康な腸内環境を保つためにも一日350gの野菜果物を摂取して下さい。必ずや、この蒸し暑い夏を健康に乗り切ることが出来ると思います。350gの青果物を皆が摂取するようになると我が業界ももっと活気が出てくると思われます。皆で推進してゆきましょう。
コロナ禍で居酒屋チェーン店などは本当に苦労をしていると思います。その影響を当社もうけています。しかし、今年の年末は皆でお酒を酌み交わせるだろうという予測の下、明るい飲食業界の未来に向けてお手伝いをすることが我々の使命です。その為にも今、労働環境を改善しておく必要があると考えており、7月1日より浜松センターが稼働しました。静岡営業所から仕訳したコンテナを浜松センターにいれて浜松のPAさんに配送を依頼するという事業モデルです。これにより名古屋から長時間労働になっていた働き方を改善できると思います。ゆくゆくは浜松でもしっかりと売上をあげ、アソートセンターの運営をしなければならない程にしてゆきたいと考えてます。浜松センター運営の中心となっている竹島さん原田さんには負担を掛けますが、お客さんへ商品が安定的に届き、無理のない働き方を実現し浜松の皆さんへの我々がお手伝いできることを探してゆきましょう。
残念ですが、事務員さんが7月末日をもって退職となりました。新天地でも有意義な毎日を積み重ねて欲しいです。働くとは、傍を楽にすることが語源だと聞いたことがあります。欧米と日本では働く価値が違います。欧米では労働者が働き、資本家が搾取するのが当然であり、サービスという言葉はサーバント(奴隷)が仕えることが語源になっていることでも欧米の働き方を表していると思います。労働自体に価値ある行為ではなく、お金を稼ぐ手段としてとらえられていると思います。しかし、日本では、経済活動をすることにより人格を磨くという商道という考え方が労働の根底にあります。書道、華道はもちろんのこと、柔よく剛を制すという考え方で柔らの道を究める柔道など日本では「道」という考え方があり、行動自体が自らの精神性や人格を高めるという考え方です。不得意なこと、何度やっても成功しない物づくりや営業などをあきらめずにトライ&エラーを繰り返すことにより自らの人格が磨かれてゆくというのが商道です。現代では、トヨタ自動車は車を作る会社ではなく人間を作る会社ですと定義しています。これはまさに商道ですね。同様に石橋青果では、働くことにより皆が成長することが一番大切だと考えています。成長とは仕事の技術や知識を重ねることも勿論ですが、○○さんの様になりたいと後輩に思わせることが出来るような人格者となることです。後輩や関わる人たちに喜んでもらえる人物になりたいものです。その為にも毎日を大切に積み重ねてゆきましょう。