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2020年2月

ロナウィルス拡大が大きな問題になっています。中国では多く方が亡くなっており日本でも拡大が問題になっています。実際に、愛知県でも保菌者がいるとのことでお隣の中国の話が今では身近な課題になってしまいました。
名古屋でも雪が降ったというニュースが流れましたが、ほんの一瞬だったようなので残念ながら私は目にすることが出来ませんでした。キュウリなどの果菜類の相場も下がり、全体的にはお値打ち感が満載の青果物ですが、中々消費が伸びていないようです。それに重ねて、コロナウィルスの影響で2月前半の飲食店売上は10%程度下がっているとのこと。影響がこれから長引くことが予測されるので野菜の消費も中々伸びないかもしれません。このままいくと生産者の手取りが減ってしまうので離農が進んでしまうのではないかと心配です。
日本という国は島国でガラパゴスと言われる位,独特の文化を持っているのが日本人の特徴です。ガラパゴスというと今のグローバルな世の中から取り残されているように受け取られることが多いのですが、日本人が持っている感覚はとても素晴らしいものがあるのだと思います。そのいい例が世界中からの観光客が日本のおもてなしに賞賛をします。日本人が日本人らしく生きることはとても大切だと思います。その中で「真善美」という価値を見直すことがとても大切だということを先日、思風先生から教えてもらいました。真とは嘘偽りのない生き方。善とは道徳にそった生き方。美とは所作、そして生み出された物が綺麗であり、感動を呼ぶもの。そんな風に私は考えます。真善美を意識して生きるということは、生活の仕方の質を上げることになるのだと思います。多分これは、柔道・書道の様な「道」につながると思われます。日本人は商売をするのでもただお金が儲かればいいというだけでなく、商道という言葉で表すようにその人の人格を高めることにつながるものでなければならないと考えているのです。大量に作って大量に消費する時代は終焉を迎えつつあります。ただ売上を上げるという量的なものを求めるのではなく、質を上げることを求めてて生きてゆくときに判断基準となるのが真善美ということです。
真善美という基準でこれからもっと当社の理念を高めていくことが必要なのだと感じています。当社は「幸福を届けます」と理念を掲げています。この意味は、ただ単に商品を届けるだけでなくお客さんに満足をしていただき信頼関係を高めるために日々努力をしてゆくということが、社員ひとり一人の成長につながりそれが会社の成長につながるということです。その上に真善美に照らし合わせると、1、市民の台所を預かる第一人者としての自覚をしっかりと持つこと。2、仲間としっかりと協力し合いお客さんに対して誠実に向き合うこと。3、価値ある商品をお届けするためにも物流の機能を高め続けていく。こんな事をしっかりと深めて行動に落とし込んでいくことが必要だと思います。
考え方をより進化させお客さんに最高の満足を与え最大の信頼を得よう!