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平成29年3月

昼間は大変に暖かく、しかし早朝は結構な冷え込みを感じます。
三寒四温が続きこれから桜の開花が待ち遠しい季節になりました。

天候は不順だとは思えないのですが、
九州の馬鈴薯、愛知のキャベツなど何故か作柄が良くないとの事。
消費者の皆さんに安定した価格でお届けしたいものですが、
一部商品については端境期になることが予測されます。
もしかすると、天候の関係ではなく、ただ単に人手不足なのかな?と考えてしまいます。

この時期は卒業と入学の季節、当社でも6名の新しい仲間を迎え入れる準備をしております。
人手が足らないと言われて2年になりますが
彼らが傍を楽にする人たちに育ってくれることを祈るばかりです。

 私は5回目の名古屋シティーマラソンに参加してまいりました。
結果は1時間5分14秒。
過去一番悪いタイムでした。
いつもの事ですが練習不足の上に、今回は練習をすると
右足首が痛くなったこともあり、けがをしてはいけないと思い
スタートからスローペースで走っておりました。

5k地点まで女房と共に一緒に走っておりました。
けがを案じながら、
もっと一所懸命に走ったほうが自分らしいと思う
自分自身もいるのです。

沿道で手を振る人達とハイタッチをしながら走っり、
女房を振り返りつつ走るのですが、
なんとなく納得でできない自分が居ました。

不思議な気持ちです。

5k~6kの間に給水所があります。
5k過ぎてから給水所まで女房を振り返ることなく
自分のペースで走ることにしました。

ペースを上げたことで心拍数も上がってくる。
汗もジンワリとかき始めてきます。
なんとなく気分がハイになってきます。
女房と一緒に走ることを言い訳にして、
また、けがをしたらいけないという事を言い訳に、
自分をだまして走ること、
いわゆる自分が自分に嘘をついていることに気が付いたのです。

給水所で女房を待っていましたが会うことができませんでした。

残りを自分らしく走ろうと決めてペースアップを試みます。
不思議に今まで頭の中が雑念?だらけだったのが、
走りに集中すると自分の姿勢や体の使い方を考えているのがわかります。

新瑞を左折する頃には無の境地?とはいきませんが
走ることに集中できている自分がいます。

そして、自分自身に嘘をついていない自分がいて、
ストレスが取れたように感じるのです。
その反面練習不足の体は腰、右足と徐々に悲鳴を上げてくるのです。

弥冨通3丁目交差点を左折すると最後の上り坂です。
自分自身に絶対に歩かないと言い聞かせて坂を上り始めます。
だんだんに息が上がってきます。
玉のように汗が吹き出しちょっとくじけそう。
でも、沿道の方たちから暖かい声援を頂き
自分を叱咤しながらなんとかゴールしました。

 与えられた仕事を一所懸命にやることが
自分の信条だという事をこのマラソンから再確認しました。

やれない理由を100個並べるよりもやれることを
一所懸命にやっている自分の方が、自分自身が好きだという事です。

一所懸命にやらないことが私にとってはストレスであったのでしょう。
不思議だなと感じているのですが、このマラソンを走っり、
自分が望んでいるものに気が付いた時、
右足の痛みが薄らいだような気がするのです。

2月ジムで全く走れなかったのに、
なぜか3月12日以降ジムに3回ほどしか行けていませんが
行った時には走ることができるようになりました。

ストレスって無くならないものなのでしょう。
でも、そのストレスが何なのかを
自分自身ではなかなか気が付かないことが
多いのではないでしょうか?

ストレスの真因が分れば案外簡単に対処できるような気がしました。