新しい年が明けました。
酉年は伸びる年、羽ばたく年として縁起がいいと言いますので
その風に乗り、日本がそして我々が飛躍できるような年にしたいものです。
毎年の上知我麻神社での初恵比寿は、例年にない位に盛況だったと感じます。
一月初旬は暖かな冬だなと思っていたら、
急に大寒波が到来し一部地域を除き大混乱となりました。
センター試験には随分影響が出て受験生の心持ちに影響が少なからずあったようです。
12月に入って順調に出荷してきている農産物に大きな影響を与えないことを祈るばかりです。
私の今年のテーマは、「全ては皆の笑顔の為に!」としました。
売上は30億円を超え、今春には社員5名を迎え入れます。
静岡営業所も取扱量が増えてゆき、お客さんの要望は多様になってゆくと予想されます。
そんな中、当社は変化をし続けなくてはなりません。
今までやっていたことをもっともっと、成長させる必要があるという事です。
色々なことを変えてゆくことは大きな違和感や痛みを伴います。
その改革をすることはお客さん、そして、働く人たちのためにするのです。
言うは易し、具体的な各論に入ってゆくと、
会社としては管理をするという事を強化してゆくこととなります。
違和感、痛みを伴った改革の先に皆が笑顔になることが条件であるという事です。
こんなことを考えています。
市場の販売担当者は、仕入れから販売まで全責任を持って商いをしているために
毎日数字とのにらめっこになります。
数字は目標数値となり達成したかできなかったかが明確にわかります。
外食事業部においてはチーム制ではありますが同様に数字をもって仕事をしています。
その数字はやりがいや達成感となります。
しかし、総務部・物流部において、現在は明確な売上数値を出していません。
でも、明らかに市場事業部、外食業部の仕事をしており、
本来であるならその仕事を数値化し各事業部に対して売上をすることが必要なのです。
今まで社内の売上移動はコストの関係でやってはいませんでした。
物流部で言えば伝票を集計し、各事業部にかかった時間を割り振り、
各時間単価をかけて売上げを立てます。
また総務部であればどこの部署の仕事をしたのかを記録をして割振りし、
時間単価をかけたものを各営業部に請求という事になります。
今までは記録をしたものを集計することは大変に多くの時間が必要でした。
しかし、最近は時間管理アプリが安価に出回りコストを沢山かけずに集計ができそうです。
ちょっとした投資をしてこの管理ができるのならやりたい。
それは、総務部、物流部のやりがいや達成感につながり、
笑顔につながることであり、
そうであるものでなければなりません。
自らの時間を管理すること、されることは苦痛と感じることもあるかもしれません。
しかし、そこから見えてくるだろう無理や無駄は未来の利益となります。
それが皆さんの給与や新しい仲間、新しい事業投資に回るという事が
みんなの笑顔につながるという考え方なのです。
楽しいとか、愉快であるとか、楽ができるだけでは
本当のやりがいや達成感を感じることはできないと思います。
心からの笑顔は何かを乗り越えた後に表れると考えております。
当社の風土であります、「共想競進」を深化し進化させてゆこうではありませんか?
不透明な年であることは間違いの無いことです。
みんなで力を合わせて平成29年度を笑顔でこせたらいいなと思います。
今年も一年何かと面倒をお掛けしますが、よろしくお願いします。