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平成26年9月

今年の夏は大変に短く9月に入ってから寝苦しくて眠れないと言う日は本当に少なかった気がします。各地でゲリラ的な豪雨の為に道路の冠水、床上床下浸水などの被害が毎日の様にニュースになりました。8月が曇天続きで日照不足が9月の作柄に大きく影響し9月の連休前後は大変な高値を記録しました。特に胡瓜やナスといった果菜類の商品不足は深刻でした。見積もりよりも相当高い相場での推移でしたので利益がマイナスしております。営業担当者そして仕入担当者の方々の心中を察します。厳しい9月になりました。
 今月も感性論のお話です。皆さんも良かったら感性論を聴きに来て下さい。ご家庭の方も申し出てもらえれば会員証を貸します。10月8日(水)WINC愛知にて18時から講義があります。会員証が無いと2000円払う事になりますので気を付けて下さい。
 思風先生は言います。これからの社会は「命令と支配と管理の経営」から「愛と対話とパートナーシップ」の時代になると。いわゆる縦型から横型の社会へ構造が変化をしてくると言う事です。社長が偉いのでもなく、親が偉いのでもなく、皆がパートナーであると言う事です。そのつながりが「愛」。愛とは他者と共に生きる力であり、短所を許し長所と関わる力です。そして、対話により人間関係を深めてゆくことがとても大切なのです。人間が人間を支配するのでなく、相手を論破する事でもなく、お互いを認め許し合い助け補い合うその様な成熟した社会を日本人がリーダーとなりアジアの時代を作り上げてゆく必要があります。そうすれば、離婚も無くなり、民族・宗教戦争も無くなるのでしょうね。その一員の一人として日本を愛する一人として、私も世の中の役に立ちたいと思います。
 石橋青果も社員と社長がパートナーである会社でありたいと考えます。石橋青果がこれらか色々な挑戦をしていくために、組織的に物事を動かす必要があります。その為に8月から鈴木伸介さん入社して頂き、組織、規程、運用方法を色々な角度から見直して頂いております。各部門長が権限と責任を持ち、計画と実行をする。そんなイメージです。決して官僚的な会社を作りたいのではなく、社員一人一人が成長するため、そして、会社経営に皆が参画してもらうために考えている事です。これから、文書での提出も多くなるかもしれません。それは正確に情報を伝達することであり、起草した提案がどれくらいの効果があったかを検証するために必要であり、一番大きな理由は、社員一人一人が成長する為です。組織は縦型ですが人間関係は横型でありたい、その原理が愛と対話とパートナーシップであると言う事です。先月書きましたリーダーシップと共に今月のフォロアーシップの心得を記します。フォロアーシップは2つの意味があります。「ついてゆく」と「補う」と言う意味とがあります。感性論ではリーダーシップとフォロアーシップを一緒に考える必要があると。だから、横型の構造なのだなと私自身は、大変に納得しました。
 フォロアーシップ10カ条
1リーダーの意味を共有する。2会社を良くするための提言をする。3リーダーに対して本音を伝える。4リーダーを成長させる。5リーダーの短所を補い決して責めない。6理屈を越えてリーダーを守る。7仕事を通して人間性を磨く事を理解する。8人の役に立つ事を喜びとする。9立場を心得た仕事をする。10今やっている仕事の意味と価値を確認する。

石橋青果のひとり一人が経営に参画して成果を上げ そして、沢山の報酬を持って帰ってもらえる会社にしたいと心から願います。