今月は、日中はとても暑い日が続きますが
夜温は低いと感じます。
トマトは色ノリが悪く緑色が混ざったトマトが
たくさん出ています。
エルニーニョ現象が顕著に表れていると言う事で
今年は冷夏になるのかな?
作物に大きな影響が無いといいのだけれど・・・。
日本は、中国と韓国との外交が悪化する中、
集団的自衛権を論じているこの頃ですが
外交の悪化の影響が経済へこれから少なからずとも出てくるのだと思います。
しかし、アベノミクス効果なのか、
4月に消費税が3%アップしたのにも関わらず
消費の落ち込みが大きくないと感じています。
その上、上場企業は、ベースアップに応じ、
決算は増収増益であると新聞などで報じられています。
2020年には東京オリンピックが開催され、
日本の経済は明るい様に感じます。というか、
そうあって欲しいなと願うばかりです。
脅す訳ではありませんが、これからの日本経済において
少子高齢化の問題が深刻化してくると思います。
私が65歳以上になり年金を受給する頃になると
私を3,4名の若者が支える事になります。
でも、人口は減少し、消費は拡大する事は無く、
経済が大きく活性化する事は大変に難しいと予測します。
イオンが食品スーパーの再編を2015年に向けて実行すると
発表がありました。
今後少なくなっていく市場のパイを
取り合うのは大手スーパーチェーンとして、
よいとは思っていないと思います。
これから未来のいつとは予測がつきませんが、
イオンとセブン&アイは、各地域の準大手チェーンと
資本提携をしてゆくのではと考えます。
それは、少なくなったパイで皆が生き残ってゆくためには
仕方がないのではと思いますが、
チェーン店が統合して、市場を寡占化すると
最後は消費者の利益が一番失われるのかもしれません。
その様な中、最近当社の方向性をどうしたら良いのかと
悩む私です。
確かに今、当社自体はそんなに悪い状態でもなく、
有難い事に金融機関からも快く融資をして頂ける状態にあります。
しかし、業界の再編というのはもう目と鼻の先!
私の次の代への橋渡しを考えると
会社が向かうべき方向性を間違えると
いつ会社が無くなってもおかしくない。
それぐらいに環境が激変すると思っていて良いと思います。
次の世代へバトンタッチするためには、
今までの考え方を変えてゆく必要と共に
組織の再編成をしていく必要があるかなと考えています。
先ずは、自らが考えて計画をしてゆく事が大切だと考えています。
ここ数年、顧客数が多くなり要望も多岐にわたってきました。
受注、仕入、加工、配送の各部門でお客さんに対応してゆくための
仕組みづくりをしていく必要があります。
社長である私一人で対応できる範囲は超えています。
社長がいちいち決裁していては、
スピード感のある経営にはなりません。
各部所が皆で現状を分析して具体的な仕組みを考えていく、
そして、各部の長が決済権をもちその仕事にあたってゆくと言う事です。
異業種経営者の仲間との勉強会で、
7年前、経常利益1億円というのを
私自身の個人の目標にしました。
しばらくして、経常利益1億円を達成する意味は
個人のエゴなのではと考えておりました。
でも、最近その仲間達にまた、背中を押してもらいました。
当社が経常利益1億円を出し続けられる企業になると言う事は
会社が変わると言うことであり
それは、社員である皆さんが成長していくことだと言う事に。
目指すべき近々の数値は経常利益1億円!
今は雲を掴む様な数字ですが、
個々が成長してゆけば達成できる数字だと確信しております。