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平成24年12月 No.110

暖冬を予想していたのですが、11月は例年より
気温が低く今月の初旬には雪まで降りました。
葉茎菜・洋菜を中心に品薄状態であり
大変な高値になっています。
こんなに高くて年末年始の注文が出てくるかな?
と不安に思います。

 さて、12月16日は衆議院選挙がありました。
選挙自体は争点が沢山あり、また政党も12政党と
乱立状態で何かよく分からない選挙になりました。
選挙前に自民党優勢という情報が新聞紙面を
にぎわせた途端に株価が上昇、為替は円安に
振れていき選挙日の翌日は株価が
9900円の値を一時つけました。

公共投資を中心とした政治になるのでしょうか?
経済界は自民党がウエルカムなのでしょうね。

零細の建築土木にも仕事が回る様になるのかな?
結果としては自民党が圧勝!
これも我々有権者が選択した結果です。

 私は選挙権を頂いてからは、全ての選挙に投票に行っています。
別段、政治に大変興味がある訳ではありませんが、
やはり、国民の義務だと思うので必ず行きます。

今回の投票日翌日に当社の皆に「選挙に行った?」と
問うと皆が皆「行っていません」と・・・。

 本当にそれでいいのかな?

「私一人投票に行かなくても何も変わらない。」
「どの政党が政権を取ったとしても何も変わらない。」

それが行かなかった皆の言い訳です。

確かに現実はそんなものだとは思います。

しかし、自分の子供達に選挙に行かない姿を
見せていて本当にいいと思いますか?

ただでさえ自分の事しか考えない
子供が増えている様に思います。

先日も地下鉄に乗っていた時の事、
高校生が入口付近に6,7名立って居ます。
そこへ車いすの女性が乗り込んできました。
高校生は見て見ぬふり、車いすの女性は
電車の入口直ぐに車いすを止めるしかなくなりました。

想像通り次の駅から乗り込んでくる乗客には
車いすは大変邪魔なものであり、車いすの女性は大
変にすまなそうな顔をしていました。

高校生に声をかけようかと私自身も悩みましたが、
高校生は携帯電話を互いに見まわし大騒ぎをしております。

お互いが相手の事を見て少し譲るだけで
皆が気持よく地下鉄を使えるのに・・・。

自分の子供はそんなことしない・・・というのかもしれませんね。

でも、現実、親が今の社会の事を考えない・・・

いわゆる選挙にも行かないで本当に子供が
相手の事を考えられるのでしょうか?

親が政治に対する不安・不満を口にするけど
選挙に行くと言う行動は起こさない。

子は親を見て育ちます。
また、親は子を見て我振りを直さなくてはいけません。

地下鉄で居合わせた子供達・・・いわゆる高校生達を
見ていて私自身が子供達にしっかりと後ろ姿を
見せないといけないと感じております。

 10もらって9しか社会(会社)に返さないとすると
社会(会社)は貧困を招きます。
しかし、皆が10もらったものを11返すまたは返そうと努
力していたら社会(会社)は繁栄をします。

貧困になったら会社の存在が危なくなります。

選挙を行くと言う事は繁栄への第一歩であると思います。
国民が国民の義務を最低でも遂行する事が
国の繁栄の第一歩であると思います。

「つぶやき」が「小言に」なってしまいました。
ごめんなさい。