今年の桜はとても気長に咲いてくれました。
3月のつぶやきで開花しましたと伝えてから冷え込み、
結局4月4日あたりがちょうど満開となり入学式にも間に合いました。
初めて登校する校門にある桜の木は、葉桜よりもやはり
満開の桜の方がわくわくしこれからの門出にとてもふさわしいですよね。
本当によかったです。
日本の政治家の顔ぶれを見ると歴史を感じます。
2代目3代目と言った世襲政治家が政権の中心を成しています。
それは与野党ともに一緒です。
現在の世界同時不況と言う100年に一度の出来事を
対処するのに本当にふさわしい方々なのだろうか?と首をかしげます。
重ねて彼らは皆ほぼ60歳以上なのです。
年齢は関係がないと言う方も多いとは思います。
年を重ねるうちに多くの物を所有することとなり、
多くのしがらみがまとわりつき、身動きが取れない状態になるのと同時に
考え方を変えることができなくなるのだと思います。
多くの年を重ねた方々が、日本の国民のためにという御旗へ
向かうことができるかは本当に疑問ですね。
過去日本においては、明治維新を起こした高杉晋作や坂本竜馬などの志士たちはアラサーティーです。
熱き志を持ち日本の夜明けを作ったのは若き世代です。
“Change”と指針を掲げアメリカ大統領に当選したオバマさんは47歳です。
アメリカ国民は若きリーダーに求めるものは若い力でしかできない変化を求めた結果なのだと思います。
この不況を脱するためには日本も若い力が必要なのではないでしょうか?
市場を振り返ると、市場の存在自体を考える時期に来ていると思います。
川上と川下が巨大化へ変化している中、
我々がマージンをいただいてする仕事があるかどうかということをです。
例えば全農の特販部等が大手量販店に直接販売をする時代です。
今まで通りの卸会社→仲卸→小売店と言う旧態依存の
“市場仕事”が後何年もの間続くと考える方が不自然な気がします。
しかし、私を含め先輩社員が今までの常識をもとに仕事とは「こう」あるべきであると
後輩社員に対して教えます。
今までの常識のままでは市場仕事が無くなるのに、
その無くなる仕事を教えている、強要している可能性があります。
そう考えると本当に当社は、若い世代の力を十分に発揮する環境を作っているのだろうか?
加来君そして、鷲見君と言う20代そして30代の社員が当社にも在籍しています。
それなのに、先輩が後輩に物を申していますから
、若い社員も仕事を創造しよう気構えが芽生えるはずがなく、
早く先輩に追いつこうと市場仕事を頑張ってしまいます。
石橋青果はもっと自由な発想をするような環境を作り出さないといけないとつくづく感じます。
(先輩が悪いとか後輩が悪いとか言っているのではありません)
そして、会社が100年続くためには若い世代をどうしても定期的に採用し続けなければなりません。
当社にとって投資は人財への投資しかないのかもしれません。
その投資をするためには今期もしっかりと利益を上げてゆかねばなりませんね。
今年一年の幕開けです、皆で力を合わせて目標達成してゆきましょう。